森ビル株式会社

都市づくりのコミュニケーション

15年以上にわたる「都市模型」「ヴァーチャル・リアリティ」の制作で培ってきた知識と技術をベースに、3Dプリンタを活用した新しい都市模型の制作をスタートしました。

これまで私たちが制作してきた1/500、1/1,000スケールの「テクスチャー都市模型」は、人の手で丁寧に作り込む、再現性の高い模型です。そのため、相応のコストと制作時間が必要でしたが、新たに制作をスタートした「3Dプリンタ都市模型」は、建物外壁の表現を省略することで「高品質」「低価格」を実現しました。また、基本のスケールを1/2000とすることで、小さなエリアであれば容易に持ち運びができるほか、コストや制作時間、展示面積を削減し、より広範囲にわたる大きなエリアの模型の制作も可能になります。
さらに、プロジェクションマッピングを活用することで、従来のテクスチャー都市模型では表現が困難であった、地下鉄などの交通インフラや人口といった都市にまつわる様々な情報を、模型上に表現することができます。白い樹脂素材でできた3Dプリンタ都市模型が、都市のもつ情報や記憶など、目に見えない多種多様な情報を映し出すキャンバスになります。
※模型の一部をフルカラー出力することも可能です。

3Dプリンタ都市模型のプロジェクションマッピング