森ビル株式会社

施設概要

グローバルプレイヤーが住み、働き、集う「国際新都心・グローバルビジネスセンター」形成の起爆剤として

東京を代表する新たなランドマークとして認知された「虎ノ門ヒルズ 森タワー」(2014年4月開業)に続き、2020年1月、拡大・進化を続ける虎ノ門ヒルズエリアの2番目のプロジェクトとして「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」が誕生しました。さらに2022年1月には、森タワーの南側で住宅を中心とした「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」が誕生。現在、桜田通りを挟んだ西側では日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」(2020年6月開業)と一体開発する「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」(2023年7月竣工予定)を建設中です。森タワーを除く3つのプロジェクトはいずれも国家戦略特区事業に指定されており、これまでにない異次元のスピードとステージで虎ノ門エリアが進化しています。
これら全てが完成すると、虎ノ門ヒルズエリアは区域面積7.5ha、延床面積80万m²に拡大。国際水準のオフィス、住宅、ホテル、商業施設、インキュベーションセンター、交通インフラ、緑地など、様々な都市機能を徒歩圏内に備えた虎ノ門ヒルズエリアは、「国際新都心・グローバルビジネスセンター」として、六本木ヒルズに匹敵するインパクトを有する国際複合都市へと進化。虎ノ門ヒルズエリアから新たなビジネスやイノベーションを次々と生み出すことで、国際都市・東京のさらなる磁力強化を牽引していきます。

平面図

「新虎通り」沿道開発の推進

虎ノ門ヒルズ 森タワーとともに整備された東京の新たなシンボルストリート「新虎通り」。新虎通りでは、国内外の文化・情報の発信拠点として様々な仕掛けやイベントを行うなど、エリアマネジメント活動に取り組んでいます。
この新虎通り沿道において、街区の統合・再編を実現した沿道開発のモデル事業として誕生したのが「新虎通りCORE」です。総貸室面積約1万m²のオフィスに加え、3階には約600m²のインキュベーションオフィスを整備。また、カジュアルで使い勝手の良いレストランのほか、新虎通りに面した1階の区画にはイベントスペース機能を兼ね備えたカフェも開設しました。
多様な人々が集い、交流し、アイデアを生み出す新たなコミュニティの場として、またエリアマネジメント活動の拠点として、ここから新虎通りエリアの賑わいを創出し、沿道開発を牽引することで、虎ノ門ヒルズエリアの進化・発展に貢献します。

コンセプト・開発経緯

虎ノ門エリアの変貌

かつての虎ノ門エリアは、小規模なビルが密集したまま老朽化が進んでしまったため、大手有力企業が周辺エリアへと流出し、結果、エリア全体が地盤沈下していました。しかし、2014年の虎ノ門ヒルズ森タワー誕生が起爆剤となり、また、国家戦略特別区域指定や東京オリンピック・パラリンピック開催決定を追い風に、現在は、都市再生に向けた動きが加速しています。
虎ノ門ヒルズ周辺でも、「The Okura TOKYO」や「虎ノ門トラストシティ ワールドゲート」が完成し、現在も、虎の門病院の建替えとなる「虎ノ門二丁目地区再開発」などの大規模再開発プロジェクトが進行中です。また、日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」、BRT(バス高速輸送システム)や、2022年度の全線開通を目指す環状二号線など、周辺のインフラ整備も急速に進んでいます。これにより、オフィスが中心だった虎ノ門エリアは、国際水準のオフィス、住宅、ホテル、商業施設、医療施設、交通インフラなど様々な機能を備えた、世界と東京都心を繋ぐ玄関口、真の国際新都心・グローバルビジネスセンターへ進化します。

2007年
2007年
2019年
2019年

「東京の玄関口」となる都心の新たな交通結節点

虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーには、日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」や銀座線「虎ノ門駅」に直結する、約1,000m²のバスターミナルを整備しました。空港リムジンバスや都心と臨海部を結ぶBRT(高速バス輸送システム)の発着場となります。さらに、環状二号線が全面開通すれば、羽田空港へのアクセスも大幅に向上します。加えて、「虎ノ門駅」や「虎ノ門ヒルズ駅」とバリアフリーで繋がる地下歩行者通路や虎ノ門ヒルズ 森タワーと接続する歩行者デッキを設置。この歩行者デッキは、虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワーや(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワーとも将来的に接続することで、虎ノ門ヒルズエリアの回遊性が飛躍的に向上します。
環状二号線とともに誕生した新虎通りを含め、エリア全体をつなぐ歩行者ネットワークと、新たな人の流れを創出することによって、虎ノ門ヒルズエリアは、世界と都心部を繋ぐ新たな「東京の玄関口」として機能します。

都市インフラの拡充

エリアをつなぐ緑

虎ノ門ヒルズ 森タワーは、東京都施行の市街地再開発事業として、環状二号線(新橋・虎ノ門間)の道路上空に建築物を建てる手法「立体道路制度」を活用することで、約6,000㎡の大規模オープンスペースを確保しました。屋上庭園「オーバル広場」や階段状のテラス「ステップガーデン」など、生物多様性に配慮した豊かな緑地空間は、生物多様性に配慮した緑や小川を創出し、JHEP認証(公益財団法人日本生態系協会運営)で最高ランク「AAA」を取得しています。また、オフィスワーカーや地域の方を対象にしたヨガイベントなどのコミュニティ形成活動の場としても活用されています。
また、虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーには、約1,500m²の緑豊かな西桜公園を整備しました。2022年に「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」が完成したことで、エリアの低層部の緑が連続し、また隣接する愛宕山や愛宕グリーンヒルズの緑とも緑道でつながり、エリアとエリアをつなぐ新たなグリーンネットワークが創出されます。

虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーの西桜公園
虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーの西桜公園
虎ノ門ヒルズ 森タワーのオーバル広場
虎ノ門ヒルズ 森タワーのオーバル広場
虎ノ門ヒルズ 森タワーのステップガーデン
虎ノ門ヒルズ 森タワーのステップガーデン
エリアをつなぐ緑

高いエネルギー効率で環境負荷を低減

「虎ノ門ヒルズエリア」では、効率的なエネルギーの利用による環境負荷の低減にも取り組んでいます。虎ノ門ヒルズ 森タワーでは、自然エネルギーの活用や、照明、空調システムなどにおける省エネルギー・省資源に取り組んでいます。また、オーバル広場大庇の太陽光発電装置による再生可能エネルギーの活用、オフィスエリアにおけるLED照明システムの全面的な採用、中温冷水と大規模蓄熱槽を活用した高効率空調システム「LOBAS(Low-carbon Building and Area Sustainability)」の導入などにも取り組んでおり、2019年には東京都が定める「優良特定地球温暖化対策事業所(トップレベル事業所)」の認定を受けました。また、建築環境総合性能評価システムCASBEE-建築(新築)は最高性能Sランクも取得しています。
虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーではコージェネレーションシステムを導入し、エネルギーの効率的な利用と熱負荷低減を目指しています。また、各階に深い庇を設置することで日射を抑制し、建物の環境性能を高めています。加えて、屋上や壁面に緑化を施し、ヒートアイランド現象の抑制にも寄与します。
さらに、虎ノ門ヒルズエリアプロジェクトは、2021年に、国際環境性能を評価するエリア開発を対象とした認証「LEED ND(Neighborhood Development)」カテゴリーのプラチナランクの予備認証を取得、2022年には、新築テナントビルを対象とした建物単位の認証「LEED BD+C(CS)(Building Design and Construction/Core and Shell Development)」カテゴリーにおいて、(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワーがプラチナランクの予備認証を取得しました。「水資源の有効利用」や、街の中に導入したエネルギーセンターからの「エネルギーの面的活用」、最新設備・技術の導入による「省エネ性能」などのスペック面の高い評価、躯体建設段階における「環境負荷の見える化や低減」の取り組み、「躯体や内装壁面の汚損を防ぐための対策」、竣工後に「入居テナントと協働して省エネに取り組む仕組みやシステム」、新しい設備由来の「再エネ電力の供給計画」など、建設中や竣工後の環境配慮も高く評価されています。
加えて、(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワーは、2021年に人々の健康やウェルネスに建物が及ぼす影響に着目した「WELL(WELL Building Standard)」の予備認証を取得しています。竣工後には最高ランクのプラチナ認証を取得する見込みです。

  • LEED(Leadership in Energy & Environmental Design)とは
    「LEED」認証とは、米国グリーンビルディング協会が開発した建築物の環境性能評価システムで、世界で最も普及している認証制度の1つです。水やエネルギーの効率的利用、室内環境、持続可能な資材の利用などを通じて建物や街の環境性能を評価します。本認証は、様々なタイプの建築物の環境性能評価に対応するべく、「インテリア設計及び建設(ID+C)」、大規模改修工事を伴わない「既存ビルの運用とメンテナンス(O+M)」、住宅を評価する「ホーム(HOMES)」、人々のQOL向上を目指す「シティー&コミュニティ(Cities and Communities)」のほか、虎ノ門・麻布台プロジェクトが予備認証を取得した「建築設計および建設(BD+C)」と「近隣開発(ND)」の6つのカテゴリーに分類されます。
  • WELL Building Standard ™(WELL認証)とは
    空間のデザイン・構築・運用に「人間の健康」という視点を加え、より良い居住環境の創造を目指した評価システムです。建物の性能としてLEEDやCASBEEなどで評価されてきた環境性能に加えて、建物内で暮らし、働く居住者の健康・快適性に焦点を当てた世界初の建物・室内環境評価システムであり、特に居住者の身体に関わる評価ポイントについては、環境工学の観点のみならず医学の見地から検証が加えられています。(一般社団法人グリーンビルディングジャパンより抜粋)

地域の防災拠点として機能

帰宅困難者対策の一環として、虎ノ門ヒルズ 森タワーとビジネスタワーに、それぞれ約3,600人、約1,000人分の一時滞在スペースを確保。計約5,000人の帰宅困難者受入れに備えています。また、備蓄倉庫や防災井戸、災害用電力を確保し、地域の防災拠点としての役割を果たします。

地域の防災拠点として機能

データシート

所在地 東京都港区虎ノ門1丁目~3丁目、愛宕1丁目
開発区域面積 約7.5ha
延床面積 約800,000m²
オフィス面積 約300,000m²
緑地面積 約15,000m²
住宅戸数 約720戸
店舗面積 約26,000m²
立体図
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