森ビル株式会社

開発経緯

虎ノ門ヒルズ ステーションタワーは、「国際新都心・グローバルビジネスセンター」へと拡大・進化を続ける虎ノ門ヒルズエリアの中央に位置し、地下鉄日比谷線虎ノ門ヒルズ駅整備と一体となった都市再開発事業です。駅と街が一体となった駅広場や周辺開発と連携した歩行者ネットワークなどの都市基盤の強化・拡充を図るとともに、多様な都市機能を整備します。

2016年の再開発準備組合設立、2018年の都市計画決定、11月の再開発組合設立を経て、2019年に着工を迎えました。竣工はA-1街区、A-3街区が2023年7月、A-2街区が同年11月を予定しています。なお、森ビルは、参加組合員として参画しています。

  • 開発経緯年表
  • 2016年2月:虎ノ門一・二丁目地区市街地再開発準備組合設立
  • 2018年3月:虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業に関する都市計画決定告示
  • 2018年11月:虎ノ門一・二丁目地区市街地再開発組合設立
  • 2019年3月:権利変換計画認可
  • 2019年11月:着工
  • 2023年7月:A-1街区、A-3街区 竣工(予定)
  • 2023年11月:A-2街区 竣工(予定)

コンセプト

都市インフラの拡充

地上49階建て、高さ約266mの超高層タワーには、基準階約1,000坪のグローバルレベルのオフィス、広場と一体になった商業施設、国際水準のホテルなどを整備。また、最上部には、様々なビジネスイベントに対応するフォーラム、ギャラリー、レストランなどを有する多機能複合施設を配置し、新たなビジネスやイノベーションの発信拠点になることを目指します。
さらに、駅直結の賑わい溢れる開放的な広場に加えて、桜田通り上に歩行者デッキを整備することで、重層的な歩行者ネットワークを実現。虎ノ門エリアの新たな交通結節拠点として機能します。

最上部のビジネス発信拠点(イメージ)
最上部のビジネス発信拠点(イメージ)
駅前広場(イメージ)
駅前広場(イメージ)

高いエネルギー効率で環境負荷を低減

(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワーでは、効率的なエネルギーの利用による環境負荷の低減にも取り組んでいます。2022年には、新築テナントビルを対象とした建物単位の認証「LEED BD+C(CS)(Building Design and Construction/Core and Shell Development)」カテゴリーにおいて、プラチナランクの予備認証を取得しました。「水資源の有効利用」や、街の中に導入したエネルギーセンターからの「エネルギーの面的活用」、最新設備・技術の導入による「省エネ性能」などのスペック面の高い評価のほか、躯体建設段階における「環境負荷の見える化や低減」の取り組み、「躯体や内装壁面の汚損を防ぐための対策」、竣工後に「入居テナントと協働して省エネに取り組む仕組みやシステム」、新しい設備由来の「再エネ電力の供給計画」など、建設中や竣工後の環境配慮も高く評価されています。
加えて、2021年に人々の健康やウェルネスに建物が及ぼす影響に着目した「WELL(WELL Building Standard)」の予備認証を取得しています。竣工後には最高ランクのプラチナ認証を取得する見込みです。

  • LEED(Leadership in Energy & Environmental Design)とは
    「LEED」認証とは、米国グリーンビルディング協会が開発した建築物の環境性能評価システムで、世界で最も普及している認証制度の1つです。水やエネルギーの効率的利用、室内環境、持続可能な資材の利用などを通じて建物や街の環境性能を評価します。本認証は、様々なタイプの建築物の環境性能評価に対応するべく、「インテリア設計及び建設(ID+C)」、大規模改修工事を伴わない「既存ビルの運用とメンテナンス(O+M)」、住宅を評価する「ホーム(HOMES)」、人々のQOL向上を目指す「シティー&コミュニティ(Cities and Communities)」のほか、虎ノ門・麻布台プロジェクトが予備認証を取得した「建築設計および建設(BD+C)」と「近隣開発(ND)」の6つのカテゴリーに分類されます。
  • WELL Building Standard ™(WELL認証)とは
    空間のデザイン・構築・運用に「人間の健康」という視点を加え、より良い居住環境の創造を目指した評価システムです。建物の性能としてLEEDやCASBEEなどで評価されてきた環境性能に加えて、建物内で暮らし、働く居住者の健康・快適性に焦点を当てた世界初の建物・室内環境評価システムであり、特に居住者の身体に関わる評価ポイントについては、環境工学の観点のみならず医学の見地から検証が加えられています。(一般社団法人グリーンビルディングジャパンより抜粋)

データシート

事業名称 虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業
所在地 東京都港区虎ノ門1丁目、2丁目の一部
開発区域面積 約2.2ha
敷地面積 約13,960m²
建築面積 約10,730m²
延床面積 約253,210m²
用途 事務所、店舗、ホテル、ビジネス発信拠点 他
階数 地上49階・地下4階
高さ 約266m
着工 2019年11月
竣工 2023年7月(予定)
構造 S造(一部SRC造、RC造)
設計 森ビル(株)
施工 鹿島建設(株)
施行 虎ノ門一・二丁目地区市街地再開発組合
立面図
立面図