表参道ヒルズ

日本のファッションや文化の中心としてトレンドを発信し続けてきた表参道の核となる、世界に類をみない「文化商業施設」
表参道のランドマークとして長く親しまれてきた「同潤会青山アパート」。その場所を再開発することは、決して容易ではない試みでした。設計者である安藤忠雄氏は、歴史ある表参道の景観と環境との調和を第一に考え、建物の高さを表参道のケヤキ並木と同じ程度にすることで、街にとけ込ませました。さらに、本館中央の6層の吹抜け空間には、表参道と同じ傾斜と長さを持つスロープを配して「第2の表参道」を創出し、商業施設をレイアウトしました。
施設概要
レジデンス
表参道ヒルズ ゼルコバテラス

表参道を代表するランドマークとなった「表参道ヒルズ」。その日当たりの良い施設上層部に配置された住宅は、全室が街の象徴であるケヤキ並木を一望できる特等席です。建築家安藤忠雄のデザインによる住宅は、木漏れ日、そよぐ風、街の音を受け入れ様々な表情を見せてくれます。シンプルなデザインだからこそ、街の気配を味わう個性的なライフスタイルが可能になります。
商業施設

表参道ヒルズの商業エリアは、西館(地下2階〜地上2階)、本館(地下3階〜地上3階)、同潤館(地上1階〜3階)の3つの建物からなり、本館地下4階にはお客様駐車場を完備しています。
ファッション感度の高い大人の男女のニーズを満足させるブランドの充実を図ると共に、表参道ヒルズならではの上質で個性的、そしてオンオフの境目のないファッションスタイル「Omotesando Hills Mode」を提案していきます。また、2009年9月にはキッズ向けサービスの拡充を目的として、キッズエリア「キッズの森」を導入しました。
データシート
事業名称 | 神宮前四丁目地区市街地再開発事業 |
所在地 | 東京都渋谷区神宮前4丁目12番10号 他 |
開発区域面積 | 約1.2ha |
敷地面積 | 6,051m² |
建築面積 | 5,031m² |
延床面積 | 34,062m² |
用途 | 店舗、住宅 他 |
階数 | 地上6階・地下6階 |
高さ | 23m |
緑被率 | 35.38% |
着工 | 2003年8月 |
竣工 | 2006年1月 |
構造 | SRC造(一部RC造・S造) |
設計 | 安藤忠雄建築研究所、森ビル設計共同体 |
施工 | (株)大林組 |
施行 | 神宮前四丁目地区市街地再開発組合 |