トップメッセージ

Message from the Executive Chairman/President & CEO

取締役会長 辻 慎吾Message from the Executive Chairman

「東京を、世界から選ばれる都市に」時代を超えて、強い磁力を保つ都市づくりを

率直に言って、都市づくりという仕事は心底面白い。都市はあらゆる営みの舞台であり、そこには無限の可能性が広がっているからです。森ビルは都市の未来を拓くため、既成概念に挑戦し続けます。

世界では熾烈な都市間競争が続いています。今や国力は、その国の主要な都市が、世界の人々や企業、情報、知恵、資金を惹きつけることができるかどうかで決まります。揺れ動く世界情勢の中で、人口減少が続く日本の活力を高めるには、首都・東京が強い磁力を持たなければなりません。

私たちは「東京を、世界から選ばれる都市にしたい」という想いで、半世紀にわたって都市再開発事業による都心の再生に取り組んできました。グローバルプレイヤーが望む機能を高度に組み込みながら、豊かな緑や文化、都市インフラも同時に整備するという「ヒルズ」の街づくりです。

都市は何百年も続きます。都市づくりを担う者には都市や社会の未来に対する大きな責任があります。時代を超えて磁力を保ち続ける都市をつくるために、私たちが着目したのは「どんな時代も変わらないものは何か?」ということでした。それは「人と会いたい、一緒に何かをしたい、つくり出したい」という人間の本質であり、それらを叶える場としての都市の本質です。

森ビルは、こうした揺るぎないビジョンのもと、それぞれの街のコンセプトを第一に考え、それを実現するために「できることではなく、やるべきこと」に挑戦し、妥協せず、諦めず、やり遂げてきました。そして、街が出来上がった後も、街に集う人々とともに街を育みつづけています。それこそが「森ビルらしさ」であり、私たちの強みです。

森ビルはこれからも、都市を創り、都市を育む仕事を通じて人々や企業を元気にし、東京、日本の発展と都市の未来に貢献してまいります。

取締役会長
辻 慎吾

代表取締役社長 向後 康弘Message from the President & CEO

「都市を創り、都市を育む」森ビルらしく挑戦し、都市と人々の未来を拓く

森ビルは、これからも森ビルらしい都市づくりに挑戦していきます。

私たちは都市再開発事業という手法で、人々が生き生きと住み、働き、学び、遊び、交流できるような多機能複合型コンパクトシティを都心につくり上げてきました。豊かな緑や文化、交通インフラも併せて整備することで、街の景色も人々の暮らしも確実に変わりました。街の完成後もタウンマネジメントという独自の仕組みで、随時、街の鮮度を高め、そこに集う人々や企業と街との絆を深める活動を続けています。

そして今、森ビルの戦略エリアには、アークヒルズ、六本木ヒルズ、虎ノ門ヒルズ、麻布台ヒルズなど、異なる個性を持ったヒルズが連なりました。多くの人々が訪れ、集い、交流する東京の磁力の一つとなり、グローバルプレイヤーが望んでいた「国際新都心」として動き始めています。

次のステージを目指して、私たちの挑戦は続きます。第1は、国内では次の「六本木5丁目プロジェクト」や「虎ノ門3丁目プロジェクト」、海外ではニューヨークでのプロジェクトを着実に推進し、世の中の期待を超えるものにつくり上げること。第2は、ヒルズエリアに集う人々や企業、店舗と協働して、共に未来を拓く挑戦をしていくこと。そして第3は、これらのヒルズを文化や緑、エネルギー、防災、物流、デジタルネットワークなどでつなぎ、世界に類のないような価値あるエリアに磨き上げていくことです。

どれも、森ビルだけでは成し遂げられるものではありません。地元の方々や行政、国内外の幅広い領域の専門家、そしてヒルズの街に集う人々や企業、店舗など、たくさんの方々と膨大な対話を重ね、信頼関係を築きながら一歩一歩進めていかなければなりません。私たちは、その方法を再開発事業やタウンマネジメントの経験を通じて培ってきました。

私自身、それらの現場も経験して強く思うのは、全ての原動力は「人」だということです。森ビルの都市づくりの思想や姿勢、情熱、責任感を社員ひとりひとりが受け継ぎ、その情熱に社外の人々も巻き込んで一つのチームとなって実現させていく。それができれば、森ビルだけでなく、関わるすべての人に無限の可能性が広がります。

森ビルには都市づくりが好きで、多彩な経験や才能を持った社員が集まっています。それぞれの能力や経験を今以上に発揮できる環境と体制を整えるとともに、外部のネットワークもさらに広げ、新たなテクノロジーやコンテンツも取り入れながら、世の中の期待を超えるようなさまざまなものを生み出していきたい。

森ビルは、常に「都市はどうあるべきか」を考え、「都市を創り、都市を育む」仕事を通じて、都市と人々の未来を切り拓いてまいります。

代表取締役社長
向後 康弘