1)テナント自らの省エネ努力を見える化。「エネルギーWEBシステム」を約80棟のビルに順次導入

森ビルでは、管理・運営するビルに入居するテナントのエネルギー使用量を可視化する新サービス「エネルギーWEBシステム」を開発し、5月30日より愛宕グリーンヒルズで運用を開始しています。
これは、森ビルのビル運営や省エネに関するノウハウなどを付加し開発した新システムで、森ビルが管理・運営するビル約80棟に順次導入していきます。「エネルギーWEBシステム」の導入により、テナントの皆様にも節電効果を確認頂けるようになりました。省エネ努力の結果を数値やグラフで簡単に把握できるので、効率的な節電対策を実施できます。

エネルギーWEBシステムの主な機能

・エネルギー使用量がいつでも確認できる
・月別・エリア別・用途別などの条件毎にグラフを作成
・法令に基づく各種報告書用のデータ閲覧
・入居ビルのCO2排出量を確認できる

2)他社物件での採用を視野にクラウドサービスとして事業展開

さらに今後、今回開発したシステムをベースに、他社のビルに対するクラウドサービスを再整備し、新たなビル省エネサービス事業として、来年度(2012年度)より日立製作所と共同で進めていく予定です。本事業は、大きな投資をすることなく、テナント内の省エネ効果を見える化できることから、ビルオーナー、テナント双方のニーズに合致したビルの付加価値向上に寄与するサービスとして、ユーザのメリットは大きいと考えられます。

補足資料
ニュースリリース:省エネ・節電対策用テナント向け新サービス「エネルギーWEBシステム」

森ビルが提案する節電対策

  1. オフィスレイアウトの工夫が消費電力43%削減に貢献「MORI WORKING LAB」
  2. 森ビルの節電対応
  3. 「消費エネルギーの見える化」で省エネ・節電対策
  4. 街づくりにおける省エネのトップランナーとして:六本木エネルギーサービスほか