森ビル株式会社は、当社が管理・運営するビルに入居するテナントのエネルギー使用量を可視化する新サービス「エネルギーWEBシステム」を開発、5月30日より運用を開始いたします。
「エネルギーWEBシステム」は、日立製作所の環境情報収集システム「EcoAssist-Enterprise」をベースに、森ビルのビル運営や省エネに関するノウハウなどを付加し開発した新システムです。森ビルが管理・運営するビル約80棟に入居する約1,300のテナントが、自らの省エネ努力の結果を数値やグラフで容易に把握することができることから、さらなる環境活動の推進を可能にします。

テナント企業コメント (三井情報株式会社 様)
三井情報では、社会貢献に向けて積極的に節電に取組んでおります。
本年夏に想定される電力供給不足に対して、当社の省エネ自動制御サービスに森ビル様が提供される「電力使用量の見える化」サービスを組み合わせることで、より快適で効率的な節電対策が可能になると期待しています。
エネルギー使用量の見える化で節電に貢献
【参考】「オフィスビルの省エネルギー」
出典:(財)省エネルギーセンター
東日本大震災後の電力供給を巡り、政府により今夏は昨年と比べ、一律15%の節電が求められております。オフィスビルや商業ビルでは、エネルギー使用量の 6~8割をテナントが使用しており、ビル全体での省エネ推進には、テナントの協力が不可欠です。同システムの導入により、「時間毎」「エリア毎」「用途 毎」のエネルギー使用量が容易に確認でき、きめ細やかな省エネ対策が実施できることから、今夏の使用電力削減に貢献できるものと考えております。
今後、他社物件での採用を視野にクラウドサービスとして事業展開
愛宕グリーンヒルズMORIタワー
時間毎の電気使用量まで開示する電気詳細データ開示機能については、まずは愛宕グリーンヒルズMORIタワーにて導入、順次、当社の大規模事業所を中心に導入予定です。
さらに今後、今回開発したシステムをベースに、他社のビルに対するクラウドサービスを再整備し、新たなビル省エネサービス事業として、来年度(2012年度)より日立製作所と共同で進めていく予定です。本事業は、大きな投資をすることなく、テナント内の省エネ効果を見える化できることから、ビルオーナー、テナント双方のニーズに合致したビルの付加価値向上に寄与するサービスとして、ユーザのメリットは大きいと考えられます。
※上記、「テナントエネルギーの見える化 クラウドサービス事業」は、当社が特定建築者として建設を進めている環状二号線新橋・虎ノ門Ⅲ街区プロジェクトにおいて、国交省による「省CO2先導事業」としても採択されています。
さらに今後、今回開発したシステムをベースに、他社のビルに対するクラウドサービスを再整備し、新たなビル省エネサービス事業として、来年度(2012年度)より日立製作所と共同で進めていく予定です。本事業は、大きな投資をすることなく、テナント内の省エネ効果を見える化できることから、ビルオーナー、テナント双方のニーズに合致したビルの付加価値向上に寄与するサービスとして、ユーザのメリットは大きいと考えられます。
※上記、「テナントエネルギーの見える化 クラウドサービス事業」は、当社が特定建築者として建設を進めている環状二号線新橋・虎ノ門Ⅲ街区プロジェクトにおいて、国交省による「省CO2先導事業」としても採択されています。