2011年、皆様には大変お世話になりました。残すところあとわずかとなりましたが、今年のMORINOW最終号として、2011年を振り返って弊社の3大トピックスをご紹介いたします。
資料:森ビル2011年トピックス詳細(PDF 6.4MB)

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辻 慎吾が代表取締役社長に就任
森 稔が代表取締役会長に就任

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環状第二号線新橋・虎ノ門地区
第二種市街地再開発事業III街区

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(仮称)21・25森ビル建替計画

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虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業

社長に辻慎吾が就任、会長森稔とともに磁力ある国際戦略都心づくりに邁進

3月8日に社長交代を発表。6月、正式に辻 慎吾が代表取締役社長に就任、森 稔が代表取締役会長に就任しました。
森ビルの街づくりの理念である「ヴァーティカルガーデンシティ(立体緑園都市)」構想のもと、都市を創り、都市を育む仕事を通じて人々や企業を元気にす る、という我々の社会的使命はこれからも変わりません。急激なグローバル化と熾烈な国際競争のなかで、日本経済のエンジンである首都・東京の集積力をさら に高め、磁力を高めていく必要があります。揺るぎないヴィジョンを軸に、時代に合った手法とスピード感を持って挑戦を続け、新たな時代を切り拓いてまいり ます。

トップメッセージ
ニュースリリース:代表取締役の異動に関するお知らせ

逃げ込める街・六本木ヒルズ、自家発電はじめ防災都市の真価を発揮

3月11日に発生した「東日本大震災」。マグニチュード9.0を記録した巨大地震は、東京においても震度5強を観測しました。
森ビルは、「逃げ出す街から逃げ込める街へ」のコンセプトのもと、災害に強い安全・安心の街、開発地域のみならず周辺地域への貢献も果たす防災拠点を目指し、ハード、ソフトの両面にわたる様々な対策を講じています。
今回の震災でも、大きな物的被害はなく超高層ビルの安全性を実証しました。また、六本木ヒルズでは施設内で帰宅困難者を受け入れ、小さなお子様連れに「おやこ休憩室」をご案内するなど、防災拠点としての役割を果たすことができました。
さらに、六本木ヒルズでは、災害に強い都市ガスを燃料にした独自のエネルギープラント(特定電気事業施設)により各施設に電力を供給していることから、電力制限の影響を受けることなく、発電の余力と節電を合わせ、東京電力に電力を提供しました。

安全への取り組み

環状二号線計画、虎ノ門六本木計画など大規模プロジェクト進捗

今年25周年を迎えたアークヒルズ周辺エリアで、続々と新しいプロジェクトが進んでいます。
2011年4月1日には、国際戦略新都心形成の起爆剤として、緑豊かな幅員40メートルのシンボルストリートとともに誕生する東京の新たなランドマーク 「環状第二号線新橋・虎ノ門地区第二種市街地再開発事業III街区」が着工しました。都内でも珍しい立体道路制度を活用したこのIII街区は、地下に通る 車道が建物の地下部分を貫通する大規模複合再開発事業で、2014年の完成を目指して交通インフラと一体となった工事が進行中です。
4月には、六本木21・25森ビルの一体建替計画が工事に着手。2013年の完成に向けて順調に工事が進んでいます。
さらに、12月末には、地上47階建てのオフィス・住宅の超高層複合棟を中心に周辺は豊かな緑に囲まれた「虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業」が 上棟、来年2012年8月には完成を迎えます。同事業を大きな一歩として、森ビルのエリアマネジメントを展開していきます。

ニュースリリース:
緑の生活都心「虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業」上棟
「(仮称)21・25森ビル建替計画」着工へ
「環状第二号線新橋・虎ノ門地区第二種市街地再開発事業III街区」着工に向け、本日、安全祈願式を実施