森ビルでは、都市・景観を俯瞰的かつ客観的に捉えるためのツールとして、独自に1/1000の都市模型やCGを制作し、具体的な計画の検討や関係者への理解促進など、実際の都市づくり、景観づくりに活用しています。

東京中心部を再現した巨大都市模型は1/1000スケールで、当社のスタッフが一つずつ手作りをして、魅力溢れる近未来の東京の姿を精巧に表現しています。模型の大きさは日本最大規模となる17.0m×15.3m。そのインパクトと精密さにより東京の魅力をリアルに伝えます。この模型は、2009年に東京都のIOC視察団へのプレゼンテーションにも活用されました。
資料:模型制作方法(PDF)

模型には、当社が手掛け、8月に完成する「アークヒルズ 仙石山森タワー」や2013年完成の「環状2号線プロジェクト」、また東京スカイツリーなども配置されています。

【東京都市模型概要】
■展示エリア:渋谷区・新宿区・台東区・墨田区・品川区・港区・千代田区・中央区・江東区・目黒区・大田区・文京区・江戸川区・海の森周辺の約220km²
■展示サイズ:17.0m×15.3m
■制作期間:14ヶ月
■設置場所:六本木ヒルズ森タワー内
※通常一般非公開です

当社では、東京都市模型のほかにも、名古屋都市センター(名古屋市中区金山町)の常設展示コンテンツとして、名古屋の都心を精巧に再現した1/1000スケールの都市模型を制作するなど、街づくりへの興味関心を喚起し、将来の街づくりを考えるきっかけとして、模型制作を手掛けています。

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東京都市模型(過去に開催したイベント時の様子)
※通常非公開

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東京都市模型に再現された東京スカイツリー
 

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名古屋都市センターに展示されている模型

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2009年にIOC評価委員会が東京の模型を視察した様子