森ビルグループが運営する中国・上海市浦東新区陸家嘴地区の世界最高層(101階建/高さ492m)超高層複合ビルプロジェクト「上海環球金融中心」(英文名称:Shanghai World Financial Center)に、この度、パブリックアート作品がお目見えしました。

今回公開する作品は、中国の著名な現代芸術アーティスト劉建華氏の手によるもので、森美術館の監修のもと、上海環球金融中心がそのコンセプトとして掲げる『グローバルマグネット』を具現化したものです。「強力な磁力により、世界中の情報や人々を引きつけ、流れを生み、影響を与える」場所の象徴として、その指し示す未来への希望を、本作品の明快な形と色を以って表現しています。

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パブリックアート『磁(グローバルマグネット)』

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パブリックアート『磁(グローバルマグネット)』

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グローバルマグネット 設置記念式典

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上海市浦東新区陸家嘴地区の夜景

森ビルはその都市開発事業推進にあたり、「文化と芸術」を取り入れた街づくりを行うことをミッションの一つとして掲げています。六本木ヒルズ(東京)では、「文化都心」のコンセプトのもと、そのシンボルとなる「森美術館」をはじめとする多様な文化施設とともに、街の中に多くのパブリックアートを配するなど、文化を核に据えた街づくりを行っています。
上海環球金融中心は、森ビルグループが日本国内で培った都市づくりのノウハウを注ぎ込み、オフィス、ホテル、展望台、カンファレンス施設、商業施設、メディアセンター等を擁する「垂直の複合都市」として誕生いたしました。新たなアジアのランドマークとして、上海におけるビジネスの拠点としてだけでなく、文化観光の拠点としての賑わいや魅力をも備えた磁力ある場として、また、この上海環球金融中心の立地する陸家嘴金融貿易中心区全体が、新しい知や創造を生み出していく上海の中核的存在となるべく、今後とも文化や芸術に関連した各種活動を積極的に展開してまいります。

ニュースリリース:「上海環球金融中心」にパブリックアートがお目見え
森ビルのプロジェクト:上海環球金融中心
上海環球金融中心オフィシャルサイト:http://swfc-shanghai.com/