10月25日にグランドオープンを迎えた上海環球金融中心。翌26日に、施設内のフォーラム会場にて、竹中平蔵氏を統括モデレーターに迎えた「上海・東京グローバルコンファレンス」(主催:日本経済新聞社、日本経済研究センター、第一財経、NHKインターナショナル、森ビル)が開催されました。
このコンファレンスは、「グローバル都市競争の時代 ~経済成長と環境の調和を目指して~」をテーマとして、世界的な都市間競争と持続可能な社会の在り方について、中国・日本の有力経済・金融関係者による活発な議論を期待し企画されたものです。
コンファレンスでは、トヨタ自動車取締役相談役の奥田碩氏が、日本側代表として来賓挨拶をされたほか、竹中平蔵氏による問題提起、前日本銀行総裁である福井俊彦氏による基調講演等が行なわれました。コンファレンスの最後には、「国際金融都市の条件」というテーマでパネルディスカッションが行なわれ、宮内義彦オリックス会長・グループCEOや斉藤惇東京証券取引所グループ代表執行役社長の他、社長の森稔も参加しました。今般の厳しい国際金融状況や今後の国際金融都市のあり方について熱い議論が交わされ、当日会場にお集まりいただいた約400名の方々が、熱心に耳を傾けられていました。

第2回となる次回のコンファレンスは、東京で開催される予定です。

ニュースリリース:「上海環球金融中心」(上海ワールドフィナンシャルセンター)グランドオープン
上海環球金融中心:http://swfc-shanghai.com/

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トヨタ自動車取締役相談役 
奥田碩氏による来賓挨拶

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ユナイテッド・テクノロジーズ コーポレーション会長 
ジョージ・デイビッド氏による特別講演