森ビル株式会社が運営する「麻布台ヒルズ 森JPタワー」「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」「JAKARTA MORI TOWER」が、米国IWBI(International WELL Building Institute)が定める、建物が人々の健康やウェルネスに及ぼす影響に着目した世界初の建物基準「WELL(WELL Building Standard)」の、オフィス及び商業区画の共用部を対象とした「WELL Core」において、最高ランクとなるプラチナ本認証を取得しました。なお、「麻布台ヒルズ 森JPタワー」と「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」は日本初、「JAKARTA MORI TOWER」はインドネシア初の事例となります。

日本初、インドネシア初となる「WELL Core」プラチナ本認証を取得

このたび本認証を取得(※)した「WELL」認証とは、建物の環境性能に加え、建物の中で過ごす人々の健康性や快適性を評価する米国発のグローバルな認証制度です。
「麻布台ヒルズ 森JPタワー」と「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」では、「広場やデッキ歩行による運動の促進」や「『ヒルズハウス 麻布台』『TOKYO NODE CAFE』での健康的な食事の提供」「室内への清浄な空気の提供を目的とした高性能空調フィルター実装」などが高く評価され、日本で初めて「WELL Core」のプラチナ本認証を取得しました。なお、「麻布台ヒルズ 森JPタワー」は、WELL本認証取得物件としては日本最大の登録面積となります。
「JAKARTA MORI TOWER」では、「ワーカーや施工者など、ビルの建設から管理・運営に至る関係者への健康配慮」「ワーカーの健康に配慮した快適な執務環境を提供できる建物性能」などが高く評価され、インドネシア初となる「WELL Core」のプラチナ本認証を取得しました。
※各物件とも計画段階で予備認証を取得。竣工後、IWBIによる現地調査を経て、本認証を取得。

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WELL認証機関「IWBI」President & CEO Rachel Hodgdon氏のコメント
森ビルは、人間を第一に考えた場所がどのようにコミュニティ全体を活性化し、豊かにすることができるかを示す優れた例として、「麻布台ヒルズ森JPタワー」と「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」、そして「JAKARTA MORI TOWER」でWELL Core認証を取得しました。
森ビルは、より健康的でレジリエンスの高い都市空間を創造するための新たなベンチマークにWELLを利用しており、私たちはこの重要な取り組みに敬意を表します。

当社は、引き続き、国内外における都市づくりを通じて、「都市と自然の共生」「都市の脱炭素化」「資源循環型の都市」を追求し、未来へとつながる持続可能な社会の実現に貢献してまいります。