フルバージョン(02:05)

TVCMバージョン(01:03)

森ビルは、約60年間にわたって、「都市を創り、都市を育む」の理念のもと、都市と真っすぐに向き合ってきました。東京都心部において都市再生事業を推進することで、都市の未来、人々のライフスタイルの未来を提案し続けてきました。私たちの視線の先には、常に「次の東京」「未来の都市」があります。「アークヒルズ」も、「表参道ヒルズ」も、「六本木ヒルズ」や「虎ノ門ヒルズ」も、森ビルが手掛けてきた都市づくりは、その時代時代においてより良い都市を考え抜いた末の最先端の提案でした。
都市づくりとは、そこに住まい、働き、行き交う人々の営みを想像し、よりよい未来を形にすること。そして完成後も時代の変化を受け止め、常に進化・成熟させていくものでなければなりません。この度、森ビルの企業ブランドムービーとして制作した「DESIGNING TOKYO」では、これまでに手掛けた数々のプロジェクトが創出した街並みや文化を最新の技術で鮮やかに蘇らせ、時代を象徴する人物を当時の姿で描き出しながら、国際都市・東京の未来について語っています。

メッセージ

街をつくる。
それは何十年もかかる仕事だ。
いわば手がけたときから、「未来」をつくっている。

街をつくる。
それは終わりのない仕事だ。
都市に生きる人の営みは、時代とともに変化しつづける。

はるか未来に思いを馳せながら。
東京全体を広い視野でとらえながら。
私たちは、都市の魅力を高めることで、この国のポテンシャルを引き上げる。

そして「まだどこにもない東京」を
ひとつひとつかたちにしていく。

クリエイティブへのこだわり

森ビルが歩んだ60年を、多くの方に共感をもって振り返ってもらえるコンテンツになるように、東京の街について徹底的なリサーチを行いました。
表現をつくるに当たって、森ビルのプロジェクトだけではなく、その周辺で生み出されたカルチャーを再現することが最大の課題でした。専門家の監修のもと、各シーンの時代検証を行い、その内容に合った衣装、小物などを揃えることにこだわりました。細かすぎて一見気づかないようなディテールにまでこだわってつくり込んでいるので、ぜひ何度も見返して楽しんでいただければと思っています。
見どころは、1カット映像のようなシームレスなトランジションと、浮遊感のある縦横無尽なカメラワーク。そして、グリッチノイズを多用した先進的な演出は、一般的な広告表現とは一線を画す仕上がりになっています。

撮影・制作エピソード

総撮影日数10日間。CG制作期間は約5ヶ月。総出演キャスト数318人。
企画から公開までには、約1年という期間をかけました。スタジオセットに大規模なCG処理を組み合わせるだけではなく、モーションコントロールカメラによる撮影、最大95人を配置してのロケや空撮など、広告史上、まれに見る規模だったのではないかと思います。
建物は、当時の写真や図面から再現。人物は、当時の姿を蘇らせるために映像、写真を集め、当時のメイクを知るスタッフをアサインしたり、マネキンを3Dスキャンするなど、あらゆる手法を組み合わせつくりあげました。表参道ヒルズのシーンでは、再開発前の同潤会アパートの写真をそのまま使用しています。
特に、冒頭の西新橋2森ビル屋上から見渡す1956年当時の東京の街並みは圧巻です。

191220_1.jpg

メイキング:人物の3Dキャプチャ

191220_2.jpg

メイキング:原宿のカフェ(フルバージョンのみ)

191220_3.jpg

メイキング:西新橋2ビル前

191220_4.jpg

メイキング:アークヒルズ カラヤン広場