森ビル株式会社では、阪神・淡路大震災から24年が経った1月17日、全社員約1,300名が参加する「森ビル総合震災訓練(活動訓練)」(※)の一環として、「外国人帰宅困難者受入訓練」を実施しました。

昨今の政府施策等により、訪日外国人数や在留外国人数はさらなる増加が見込まれている状況も踏まえ、今回は、「災害時の外国人対応力強化」を目的に訓練を行いました。
帰宅困難者役として、近隣インターナショナルスクールの園児や近隣大使館の職員など、約110名が参加し、インターナショナルスクール園児に向けた「地震発生時の行動・防災用品の使い方」レクチャーも行いました。

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一時滞在施設である六本木ヒルズへ向かう帰宅困難者の様子

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外国人帰宅困難者窓口にて受付をする様子

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インターナショナルスクールの生徒に備蓄品を配布

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「地震発生時の行動・防災用品の使い方」をレクチャー

森ビルは、「逃げ出す街から逃げ込める街へ」のコンセプトのもと、開発地域のみならず周辺地域の防災拠点ともなる、災害に強い街づくりに取り組んでいます。今後も社員一丸となって、安全・安心な街づくりを目指してまいります。

(※)当社が年間を通じて実施する各種訓練の中で最も大規模なもので、1995年に発生した阪神・淡路大震災以降、災害発生時の迅速な初動活動や街の安全確保を目的に年に2回実施。震災対策要綱に基づき震度5強以上で自動的に立ち上がる震災対策本部の指示のもと、自部門の震災行動マニュアルに沿って活動を展開。震災対策本部の設置や通信訓練、来街者の安否情報収集、各物件の被害状況確認など、震災対策組織に基づく各種活動の訓練を行います。