森ビル株式会社が管理運営している「赤坂溜池タワー」(港区赤坂2丁目)では、都市緑化の一環としてビルの屋上でぶどうを栽培しています。今年も風通しの良い地上約100mの屋上でたっぷりの日差しを受けて育ったぶどうが、収穫の時期を迎え、8月22日(水)に収穫作業を開始しました。

今年は空梅雨に次ぐ酷暑という異常気象に見舞われ、農作物の生育への影響が懸念されましたが、当庭園のぶどうは昨年と同程度の収穫量を見込んでおり、収穫時期も例年通りとなりました。降雨量が少なかったことで例年と比してぶどうの甘みが増しています。また、極端に高い気温が例年かかっている「うどんこ病」の発生を抑制し、今年は農薬を一切使うことなく収穫を迎えることができました。

当社では、ヒートアイランド現象緩和や人々の憩いの場やコミュニティ・スペース創出を目的として、積極的に都市緑化を推進しております。この屋上庭園のぶどうも2000年の赤坂溜池タワー竣工当時から育てており、今年で18回目の収穫となりました。

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高層ビルを背景にぶどうを収穫

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たわわに実ったぶどう