森ビルはこの度、株式会社ZMPと共同で、日本初の自動走行する宅配ロボット「CarriRo Delivery(キャリロ デリバリー)」の実証実験を六本木ヒルズで開始しました。
AI自動走行宅配ロボットの活用に関して行う本実験は、住む、働く、遊ぶ、学ぶ、憩うなど、様々な都市機能が高度に複合したコンパクトシティである「六本木ヒルズ」を舞台とすることで、垂直移動から平面移動まで、多様な物流形態を想定し、実際の街における技術面やサービス面の検証を行うものです。

10月8日には、AI搭載の赤い小型ロボットが物流センターで荷物を積み込み、66プラザを通り、オフィスエントランスのゲートを通過、14Fのオフィスまで荷物を届けるという内容の実証実験を行いました。
今後は、物流センターからテレビ朝日の社屋などの六本木ヒルズ内各施設に荷物を運搬する実験をスタートし、将来的にはオフィスワーカーへのコーヒーデリバリーや居住者への荷物の配達など、六本木ヒルズのサービス利便性のさらなる向上のためのAI自動走行宅配ロボット導入も検討してまいります。

森ビルは、MIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボなど、最先端の研究機関や大学、企業と連携し、様々な共同研究や実証実験に取り組んでおります。あらゆる活動の舞台である都市は最先端技術における絶好の実験場であり、当社は今後も、六本木ヒルズをはじめとした"ヒルズ"を舞台に実験や発信を重ねながら、都市とライフスタイルの未来を描き続け、イノベーションを生み出す都市づくりを実践することで、国際都市・東京の磁力向上に貢献してまいります。

ニュースリリース:日本初・AI自動走行宅配ロボットの実証実験を六本木ヒルズで実施