森ビルは、7月21日(金)から8月31日(木)の期間、全国の鉄道事業者51社局などと共同で、エスカレーターの安全な利用を促進する「エスカレーター『みんなで手すりにつかまろう』キャンペーン」を実施します。

キャンペーン初日であり、また多くの公立小学校の夏休み初日となる7月21日には、東京メトロ(東京地下鉄株式会社)および都営地下鉄(東京都交通局)との3社合同で、小学生の親子を対象に「親子で学ぼう!安全・安心なエスカレーターの乗り方教室」を初開催。親子で安全なエスカレーターの乗り方や、万が一の時のエスカレーターの正しい停止操作方法を学んだあと、六本木ヒルズのエスカレーター利用者に対し、安全利用を呼び掛ける声掛け活動を行いました。

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エスカレーターの停止操作練習

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六本木ヒルズ内での声掛け運動

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正しいエスカレーターの乗り方を親子で実践

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キャンペーンポスター

「エスカレーターの安全利用」に関する森ビルの取組み
六本木ヒルズや虎ノ門ヒルズなど、日々多くの方々が来訪する大型複合施設を管理運営する森ビルは、ハード・ソフトの両面から「安全・安心」な都市づくりに取り組んでいます。
「エスカレーターの安全利用」に関しても、2009年より、「注意喚起シール掲出」「“エスカレーターの正しい乗り方”を訴求する映像上映」「社員による安全利用の呼びかけ活動」「エスカレーターの緊急停止訓練」などに取り組み、2013 年以降は、鉄道事業者と共同で「手すりにつかまろう」キャンペーンを実施しています。また、2015 年からは東京メトロおよび都営地下鉄の社員の方々と共に啓発活動を行い、その取り組みを拡大しています。

エスカレーターの安全利用を促進するには、各事業者が個別に訴求するのではなく、事業者間が連携・協力し継続的に活動することが、習慣化した利用方法の意識改革につながります。全ての方が安全・安心にエスカレーターを利用できるように、森ビルはこれからも継続して啓発活動を実施してまいります。

エスカレーターは、立ち止まって利用することを前提につくられていますが、エスカレーターの片側をあけ、歩行するということが習慣化しています。昨今、エスカレーターの利用時に、バランスを崩して転倒したり、駆け上がったり駆け下りたりした際に衝突し、ほかの乗客を転倒させるなどの事象が発生しています。また、エスカレーターで歩行用に片側をあける習慣は、片側をあけて乗ることのできない乗客にとって危険な事故につながる場合もあります。