1月17日、森ビル全社員約1,300名が参加する「森ビル総合震災訓練」を、六本木ヒルズ、虎ノ門ヒルズ、アークヒルズをはじめとした各施設で一斉に実施しました。

「森ビル総合震災訓練」は、年間を通じて実施する各種訓練の中で最も大規模なもので、1995年に発生した阪神・淡路大震災以降、災害発生時の迅速な初動活動や街の安全確保を目的に実施しています。当社では、東京23区で震度5強以上の地震が発生すると、自動的に震災対策組織に移行するよう震災対策要綱で定めており、社員はあらかじめ決められた組織に基づき、災害対応活動に取り組みます。震災訓練においても、要綱に基づき、部門ごとの行動マニュアルに沿った活動訓練を行いました。

これらの訓練以外にも、今年は2020年までに訪日外国人旅行者4,000万人突破という政府の指針を踏まえ、ますます重要性が増す震災時の外国人対応訓練も初めて実施しました。訓練では、ビルの安全を伝えるアナウンスや建物への受け入れのご案内を日本語のほか英語・中国語でも行ったり、外国人の方向けの多言語対応可能な質問カウンターを設けて想定訓練をするなど、様々な実地活動を行いました。

森ビルは、「逃げ出す街から逃げ込める街へ」のコンセプトのもと、開発地域のみならず周辺地域の防災拠点ともなる、災害に強い街づくりに取り組んでいます。今後も社員一丸となって、安全・安心な街づくりを目指してまいります。

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震災対策本部

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防災センターでの初動活動訓練

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英語で外国人観光客をご案内する様子

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多言語対応を強化