森ビルは、このたび、優れた企業広報を実践する企業等を表彰する第30回「企業広報賞」(主催:一般財団法人経済広報センター(会長:榊原定征))において、「企業広報大賞」を受賞いたしました。

「企業広報賞」は、経済広報センターにより、優れた企業広報を実践している企業、経営者ならびに企業広報の実務者の表彰を通じ、企業広報の発展を願って1984年に創設されたもので、「企業広報大賞」「企業広報経営者賞」「企業広報功労・奨励賞」の3部門から成ります。このたび当社が受賞した「企業広報大賞」は、企業広報における最優秀企業として「社会から期待され求められているものを見極め、それを経営に反映させるとともにステークホルダーに対し企業活動の的確な情報を発信・伝達し、社会に貢献している企業」に贈られるものです。

受賞理由 ※経済広報センター発表資料より
一企業の事業に留まらず、都市再生や安全への取り組みなど、常に社会的意義を意識しながら、丁寧で誠実なメディアリレーションに基づく広報活動を推進している。その一環として、虎ノ門ヒルズ開業では、国際都市としての新たな東京の魅力を広く世界に発信すべく、戦略的に広報活動を展開し、街・地域のイメージ変革にも寄与した。また、「六本木ヒルズ10周年」では、様々な切り口で効果的に情報を発信し、同社の実践する「磁力ある街づくり」に対する理解を獲得した。
「逃げ込める街づくり」をテーマに、防災拠点としての役割をメディアに発信し続けている点も評価される。

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表彰式での弊社社長 辻慎吾 挨拶
都市はあらゆる活動の舞台です。都市を創り、育む仕事に携わる以上、未来と世界を展望した強いビジョンを持ちながら、足元の営みひとつひとつに心を配り、社会と誠実に対話を積み重ねていく、そういう考えで日々の業務や広報活動を展開してまいりました。
今回、こうした姿勢や活動を、社会を代表する皆様にご評価いただいたことは、森ビルの全社員にとって何よりの励みであり、喜びであります。
また、「六本木ヒルズ10周年」や「虎ノ門ヒルズ開業」という華やかな面だけでなく、長年、積み重ねてきた安心・安全への地道な取り組みや、災害時に逃げ込める街づくりをご評価いただいたことは、我々にとって何よりも嬉しいことでした。
今、東京には「国家戦略特区」と「東京五輪」という追い風が吹いております。ここ数年間が、世界から人、モノ、金、情報を惹き付ける都市に変貌する、最大かつ最後のチャンスであると、私は思っております。
この追い風をバネに、今こそ皆で大きなうねりを創り出さなければなりません。僭越ではありますが、東京を世界で一番の都市にし、日本人や日本経済の底力、日本文化の奥深さを世界に伝える一翼を担いたいと思っております。
都市づくりに終わりはありません。大賞受賞の感動を忘れずに、これからも国際新都心づくりに邁進してまいります。

 

当社は、今回の受賞を大きな励みに、これからも、都市に対する確固たるヴィジョンをもとに、さらに、世の中(社会)との積極的かつ丁寧なコミュニケーションを実践しながら、磁力ある国際新都心づくりを推進してまいります。