震災への備え、皆さんは大丈夫ですか?

「防災の日」となる9月1日、全国各地で防災訓練が行われましたが、当社でも、六本木ヒルズで震災訓練を行いました。
森ビルでは「逃げ出す街から逃げ込める街へ」をコンセプトに、災害に強く、周辺地域の防災拠点としての役割も果たす安全・安心な街づくりを目指し、ハード、ソフトの両面から様々な取組みを進めています。「森ビル総合震災訓練」では、機器操作や有事の対応についての習熟を図るとともに、震災への意識向上に努めました。

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社員500名による総合震災訓練

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心肺蘇生・AED

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応急手当

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震災対策本部の立ち上げ訓練

当日は、全社員の1/3にあたる約500名が、支給されている震災用身装備品を着用して訓練に参加。複数のグループに分かれて、心肺蘇生・AED、応急手当、救急搬送、消火器、非常食の炊き出し、防災用井戸の運用など、災害時の初動期に必要となる活動を順番に体験し、その技術を習得しました。

■参加者:森ビル社員 約500名
■訓練項目:心肺蘇生・AED、煙ハウス体験、起震車体験、救急搬送、防災井戸操作、炊出し、バーナー操作、ロープ、応急救護、消火活動(消火器)

体験訓練のほか、都内で震度5強の地震が発生した際、立ち上げを行う震災対策本部の立ち上げ訓練も行い、災害時、本部がどのような役割を果たすのかなど、社員に改めて周知する機会を設けました。

大自然の猛威に立ち向かうには、一人ひとりの力だけでは到底かないません。街づくりに取り組む当社には、自分の命を自分で守る「自助」に加え、街に来る人、働く人、住む人の安全を維持する「共助」の能力を磨くことも求められます。
「逃げ出す街から逃げ込める街へ」
このことこそが私たちの社会的責任だという思いを胸に、これからも安全安心な街づくりに真摯に取り組んでまいります。