8月30日(金)、関東大震災から今年で90年となる「防災の日(9/1)」を前に、全社員参加による「総合震災訓練」を実施しました。これは森ビルが年数十回実施している各種訓練の中でも、全社員約1300名が参加する大規模なものです。

第一部で行う体験訓練では、「逃げ込める街」を運営する企業として、発災後に被災した方々を受け入れるため、心肺蘇生、応急手当、緊急搬送、消火活動、炊き出しといった初期活動の訓練を行い、社員一人ひとりが万が一の事態に備える重要性を再認識しました。
第二部では、震度5強以上で自動的に移行する震災対策組織に基づき震災対策本部を立ち上げ、部門ごとの活動訓練を実施。特に六本木ヒルズでは、2012年3月1日に港区と締結した「災害発生時における帰宅困難者の受入れ等に関する協力協定」に基づき、『港区から六本木ヒルズへの帰宅困難者受入要請があった』と仮定して、帰宅困難者受け入れのための訓練を、麻布警察署協力のもと開催いたしました。

森ビルでは今後も六本木ヒルズをはじめ、当社が運営する大型集客施設において計20万食の備蓄を行うほか、日ごろからの訓練によって、官民連携のもと災害に強い安全・安心な街、周辺地域への貢献も果たす防災拠点としての街づくりを、より一層推進してまいります。

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■「第3回ソーシャル防災訓練」も開催
ヤフー株式会社、Twitter Japan株式会社、株式会社J-WAVE、森ビル株式会社の4社は、内閣府と港区協力のもと「第3回ソーシャル防災訓練」を、8月31日(土)に開催いたしました。訓練当日は参加者約80名が、首都直下型地震発生により帰宅困難になったという想定のもと、ヤフーが提供する「防災速報」アプリや港区公式Twitter(@minato_city)から発信される災害関連情報などを活用しながら、指定された正しい場所まで避難する訓練を実施。今回の訓練を通じて、災害時のソーシャルメディアの活用方法や、共有される情報の精査の仕方を検証・体験していただきました。

森ビルの安全・安心に対する取組み