生物多様性に配慮し、本年8月に竣工した「アークヒルズ 仙石山森タワー」47Fのルーフガーデンに、ミミズクが迷い込んできました。自力で外に出られないようでしたので保護、こげらの庭でリリースしたところ、少々弱っている様子でしたが、元気よく羽ばたいて飛んでいきました。
アークヒルズ 仙石山森タワーは、地域の環境をより良いものにするため、生態系のあり方も検討したうえで緑の計画を行い、小鳥や昆虫などの生きものがやってくる街を目指しています。09年11月には、生物多様性の保全や回復に資する取組みを定量評価する認証である「JHEP認証」において、日本初となる最高ランク(AAA)を取得しています。
また、日本鳥類保護連盟が主催する「バードピア」にも登録しており、六本木ヒルズ、アークヒルズ、愛宕グリーンヒルズ、元麻布ヒルズに続き、5つ目の登録となります。

保護されたミミズク

ルーフガーデン

こげらの庭

アークヒルズ 仙石山森タワー
当社は、「Vertical Garden City-立体緑園都市」というコンセプトのもと、建物を高層化することによって生まれたオープンスペースや建物の屋上を可能な限り緑化することで、緑豊かで地球環境にも優しい都市環境の創造に努めております。
今後も、緑を増やす街づくりを進め、新たに生まれた緑地と皇居などの既存緑地を緑でつなぐ「エコロジカル・ネットワーク」を創出し、東京が鳥などの生き物にとっても住みやすい環境を作ってまいります。
森ビルのプロジェクト:アークヒルズ 仙石山森タワー