今年で10回目となる六本木ヒルズの屋上庭園での田植えイベントを、5月26日(土)に開催しました。地方文化を発信する取組みも7年目を迎え、今年は、熊本県とコラボレーションして実施していきます。
【地域コミュニティの場へ、子供たちが元気に田植えを体験】
絶好の田植え日和となった当日、130名(うちお子様50名)にご参加いただき、けやき坂コンプレックス屋上の水田(約90m²)では田植えを、畑(約40m²)にはナスの苗を植える体験をしていただきました。小さなお子様から大人まで、素足でぬかるんだ田んぼに入り、小さな苗をひとつずつ丁寧に植えていました。
こちらの屋上庭園は通常非公開ですが、六本木ヒルズのコミュニティ活動の場として利用されており、田植え、稲刈り、餅つきと年3回開催する田んぼのイベントをはじめ、夏休みにはワークショップなども開催し、都心にありながら直接自然と触れ合える場所として活用されています。今回の田植えも、六本木ヒルズ在住・近隣のご家族を始め、六本木ヒルズのオフィス・店舗にお勤めのご家族が参加され、地域コミュニティが定着、拡大してきている傾向にあります。
【熊本県の文化を六本木ヒルズから発信】
地方文化を発信する取組みも7年目を迎え、今年は年間を通して熊本県の文化を六本木ヒルズから発信していきます。

“峰の雪もち”を小さな手で一生懸命田植え

ナス“ヒゴムラサキ”の苗植え

大人気キャラの"くまモン”

熊本県名物の「玉緑茶(ぐり茶)」に興味津々
今年の田植えには熊本県の奨励品種である“峰の雪もち”(もち米)を使用。またナスの生産量が全国2位の熊本県オリジナルのナス“ヒゴムラサキ”の苗を畑に植えました。
さらに「ゆるキャラグランプリ2011」でグランプリに輝いた熊本県のPRキャラクター“くまモン“が農作業スタイルで登場し、イベントを盛り上げてくれました。
田植えのあとは、日本一のスイカ生産量を誇る熊本県から、おいしいスイカの差し入れに子どもたちは大喜び。そのほか、熊本県名物の「玉緑茶(ぐり茶)」を使ったおいしいお茶の淹れ方を指導していただいたり、お茶を淹れたあとの茶葉にポン酢をかけて試食したりと、熊本文化が盛りだくさんの田植えイベントとなりました。
この取組みを通して、その地方ならではの伝統や文化などに直接触れていただき、興味をもつきっかけとなるよう今後も継続していきたいと思っています。