六本木ヒルズ内「毛利庭園」にカルガモが飛来し、子ガモが誕生しました。懸命に池を泳ぐかわいらしい姿が、訪れる人の目を楽しませています。
鳥類の楽園「バードピア」六本木ヒルズ
六本木ヒルズ(東京都港区)は、2003年に国内最大規模の再開発事業として誕生しました。毛利庭園は、4,300平方メートルという広大な面積を有する本格的な回遊式の日本庭園で、池、滝、渓流、川のせせらぎなどの水景を中心に、周囲には桜、イチョウ、クスノキといった開発以前から生息する木々を残しながら在来種を中心に配しています。
日本庭園様式であるため植栽の密度が高く、鳥にとって安心できる環境があること、在来種を多く植栽するため落葉樹が多いこと、それに伴い虫などのえさが豊富であることなどにより、毛利庭園ではシジュウカラやコゲラもコンスタントに観察されています。なお、2011年には日本鳥類保護連盟主催の「バードピア※」に認定されました。
当社は今後も、街づくり通じて都心の緑化を推進し、東京が鳥などの生き物にとっても住みやすい環境になるよう貢献してまいります。

カルガモの親子(2012年5月7日撮影)

毛利庭園
※バードピアとは
バード(野鳥)とユートピア(楽園)を組み合わせた造語。2011年1 月より日本鳥類保護連盟(総裁常陸宮正仁親王)が登録を広める活動を始め、2012年2月22日時点で、計188箇所が認定。当社管理施設では六本木ヒル ズのほか、アークヒルズ、愛宕グリーンヒルズ、元麻布ヒルズが登録されています。