12月12日(月)、上海環球金融中心の隣接地において、お祝いの礼砲を伴い、上海市浦東新区政府による「上海陸家嘴金融城環境インフラ整備強化プロジェクト合同着工式」が行われました。
式典には、政府代表として浦東新区共産党委員会書記徐麟氏や上海市浦東新区区長姜樑氏らが参列、11名の登壇者のうち森会長は唯一の民間企業かつ外国籍として参加し、ご挨拶いたしました。

弊社代表取締役会長 森 稔 ご挨拶
おはようございます。森ビル株式会社 代表取締役会長 森 稔でございます。
本日、「陸家嘴金融城 環境向上プロジェクト」合同着工式に参加できましたことを、大変光栄に存じております。
森ビルは「バーティカルガーデンシティ(立体緑園都市)」という理念のもと、街づくり、都市づくりを推進してまいりました。建物を高層化し、人工地盤と地下空間を最大限に活用して、足元をオープンスペースや緑地として開放するなど、様々な特徴と魅力を持った空間を提供し、これまでの都市が抱えてきた数々の課題を解決してまいりました。
本日、私どもが共同パートナーとして構想段階よりご一緒させて頂いた上海環球金融中心隣地緑地開発工事が立体緑地の開発として、特別にご許可頂きましたことは、大変有意義に思っております。また、陸家嘴中心区ペデストリアンデッキ2期工事をはじめ、25の環境インフラ整備が着工の運びとなりましたことは、誠に時宜を得たものと感じているとともに、大変うれしく思います。
万博の前後に、陸家嘴中心区は大きく発展し、世界の金融センターとして変貌を遂げました。「上海環球金融中心」は、まさにその中心として、グローバルマグネットとして皆様を引き付けています。そしてこの陸家嘴中心区は単なる業務地区にとどまらず、働く、住む、遊ぶ、憩う、学ぶなどの機能がコンパクトに集中したエリアとして更に発展していくものと思います。
これも偏に徐麟書記、姜樑区長をはじめとする関係者のご指導とご支援の賜物であり、改めて感謝申し上げるとともに浦東新区の益々のご発展をお祈り申し上げます。
謝謝!

今回の合同着工式により、上海の国際金融センターを目指した街づくりが更に加速してまいりますが、森ビルおよび森大廈(上海)有限公司は、今後も都市開発 から運営管理までの総合的な街づくりノウハウを用いて陸家嘴地区ひいては上海市の魅力的な街づくりに貢献してまいります。

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合同着工式の様子

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挨拶する弊社会長 森 稔

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上海環球金融中心公共緑地開発(完成イメージ)

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ペデストリアンデッキ(I期)

ニュースリリース:陸家嘴地区環境整備プロジェクト合同着工、森ビルも新規プロジェクト推進へ