森ビル株式会社が参加組合員として参画している虎ノ門・六本木地区市街地再開発組合(理事長 浜田 尚子)が、港区六本木1丁目・虎ノ門5丁目にて建設を進めております「虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業」が本年12月末に上棟いたします。
当事業は、東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」および日比谷線「神谷町駅」至近に位置する施行区域約2.0haの再開発事業です。高台に建つ地上47階(塔屋1階)・地下4階の複合棟を中心に、敷地南側には地上8階の住宅棟を配置。超高層の複合棟は、3~24階が住宅、25~47階がオフィスとなっています。また、建物の周囲には、生物多様性に配慮した緑溢れる空間を整備。住む人、働く人、訪れる人に潤いある都市空間を提供いたします。
最先端の安全技術を結集
東日本大震災を受け、耐震性能や非常用発電設備の有無を重視する声が高まるなか、最新の耐震構造の導入や中圧ガスを燃料とする発電によりオフィスの最大想定負荷の85%をまかなうことが可能な非常用発電システムの導入など、最先端の安全技術を結集させた、事業継続性能の極めて高いプロジェクトとなっています。
12月14日(水)には、上棟に先立ち、報道関係者を対象とした現場見学会を開催。建物内部に組み込んだ地震エネルギーを吸収する「制振装置」や非常用発電機室をご覧いただきました。

現況写真:2011年12月撮影

完成予想図

建物内部に組み込んだ地震エネルギーを吸収する「制振装置」

地下4階に設けられた非常用発電機室
ニュースリリース:緑の生活都心「虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業」上棟
プロジェクト:虎ノ門・六本木地区