森ビル株式会社が推進する新橋・虎ノ門・六本木地域における都市再開発が、この度「2011年社団法人 都市住宅学会賞・業績賞(20周年記念表彰)」(主催:社団法人 都市住宅学会)を受賞いたしました。
「新橋・虎ノ門・六本木地域における都市再開発」都市住宅学会賞業績賞 受賞理由
森ビル株式会社では、アークヒルズ(1986年)、愛宕グリーンヒルズ(2001年)、六本木ヒルズ(2003年)など、東京都港区の新橋から虎ノ門、六本木の地域を中心として、立体緑園都市(Vertical Garden City)という統一コンセプトの下、面的な大規模複合再開発を25年の長期間にわたって継続して実施してきており、更に現在も複数の再開発事業を展開中である。ここでは、都市のコンパクト化、都市緑化、文化・芸術によるまちづくりなど、先駆的な都市更新手法が実現されている。また開発して終わりではなく、その後のタウンマネジメントを入念に行い、質の維持に努めている。更に開発地は周囲までを含めた避難場所として機能するよう整備し、密集市街地が残る地域に対する責任をも果たしている。経済採算性から言えばオフィスに偏りがちな地域においても職住近接を実現し、着実な住宅供給を続け、地権者を除き基本的に賃貸(オフィス、住宅)とすることで管理の永続性を担保しており、まち全体の将来を考えた事業手法は極めて堅実である。賃貸住宅は利便性、安全性等、住宅のグレード全てが国際的に通用するレベルに仕上げられており、今後の都市居住の目標像ともなり得る。以上の点から、都市住宅学会業績賞の20周年記念表彰に相応しい事業として評価される。
森ビルとしては今後もさらにこのコンセプトを進化させ、同地域の都市再生を推進し、エリアとしての魅力向上とともに、国際戦略都心としての東京の競争力向上に取り組んでまいります。

新橋・虎ノ門・六本木で実現してきた森ビルの主な都市開発

「社団法人 都市住宅学会賞・業績賞」とは
社団法人都市住宅学会では、2006年より都市住宅学、都市住宅計画・事業、都市住宅政策等に関する優れた業績を、「社団法人都市住宅学会賞・業績賞」と して表彰。2011年度は、従来までと同様の単体事業に加えて、都市住宅学会20周年記念事業として、統一的なコンセプトに基づいて実施された複数事業の 集合体である都市住宅学、都市住宅計画・事業、都市住宅政策等に関する優れた業績も対象に選考・表彰。
主催:社団法人都市住宅学会 http://www.uhs.gr.jp/
ニュースリリース:「新橋・虎ノ門・六本木地域の都市再開発」2011年社団法人都市住宅学会賞業績賞(20周年記念表彰)受賞