現在、六本木ヒルズ・森アーツセンターギャラリーに冬季限定で登場している『スカイ プラネタリウム~一千光年の宇宙を旅する~』。『スカイ プラネタリウム』は星空の中を歩く感覚で楽しめる、体感型プラネタリウムです。
11月26日の開幕以降、クリスマス、年末年始を中心に多くのお客様にご来館いただき、この度、来館者数が約18万人となりました。

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宇宙を浮遊しているような特別気分を体感

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東京の街明かりが消えると現れる星空

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プラネタリウムの後は、屋上から夜空を見上げてみては

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プラネタリウム・クリエイター 大平貴之氏

 

遥かなる宇宙への旅

3つのゾーンから構成されている「スカイ プラネタリウム」の会場は、1つのストーリーに沿ってご覧いただくことができます。まずは東京の夜景と夜空を眺め、そこから宇宙船で一千光年の宇宙空間へと出発。さらに137億光年離れた宇宙の果てまで行き、壮大な宇宙のスケールを体感した後、地球に帰還。再び地上に降り立ち、夜空を見上げれば、地球が奇跡の星であることに気がつくことでしょう。

3D ウォークスルー型プラネタリウム

プラネタリウムと聞いて多くの方が思い描く、定番の座席はここにはありません。太陽系を中心とする一千光年の宇宙空間を最新のデータをもとに特殊発光体を配置することにより再現したリアル3D空間。圧倒的な描写力を持つ「MEGASTARの映像」と共に、宇宙の星を様々な角度から観察できる、世界初の「3D ウォークスルー型プラネタリウム」です。
来館された方からは、「なんて自分はちっぽけなんだ!と感じました」という感想をよくいただきます。星空から宇宙の壮大さを感じられるのが、スカイ プラネタリウムの魅力です。

ギネスワールドレコーズをもつ、大平貴之氏が総合プロデュース

従来の数百倍にあたる150万個の星数を投影する「MEGASTAR」を開発し、プラネタリウムの概念を覆した大平貴之氏がプロデュース。後継機「MEGASTAR-II cosmos」は「世界一先進的なプラネタリウム」としてギネスに認定されるなど、世界から注目されている氏が、再びプラネタリウムの概念を覆すべく新たに考案した渾身の最新作がスカイ プラネタリウムです。

星空を歩けたらいいね

「スカイ プラネタリウム」の構想は、2006年に同じく六本木ヒルズの展望台 東京シティビューで大平氏プロデュースのもと開催した「プラネタリウム・アフリカーナ」から始まっています。当時は、眼下に広がるリアルな夜景と星空がコラボレートするものでしたが、その際に「星空の中を歩いて行けるようなプラネタリウムができたら良いね」と話していました。今回、4年越しでこの「スカイ プラネタリウム」が実現しました。

プラネタリウムの後は本物の星空を

「スカイ プラネタリウム」の期間中、六本木ヒルズ森タワー屋上「スカイデッキ」は「スター☆デッキ」へと名を変えています。
プラネタリウムの後には、「スター☆デッキ」で望遠鏡を借りて東京上空の本物の星を探していただくことができます。貸し出している望遠鏡はおもちゃみたいに見えますが、月のクレーターまでもご覧いただくことができます。
毎週金曜日の夜には、国立天文台スタッフの方々に協力いただき、観望会も開催。専門家の方と一緒に空を見上げれば木星やオリオン座、冬の大三角など東京でも思ったよりたくさんの星を見つけ出すことができますので、こちらにも是非ご参加下さい。

『スカイ プラネタリウム〜一千光年の宇宙を旅する〜』
会 期: 2010年11月26日(金)〜2011年2月13日(日)
会 場: 森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52F)
時 間: 11:00〜22:00(金・土・休前日は23:00まで)最終入場は30分前まで
料 金:一般1,800円 / 高校・大学生1,300円 / 4歳〜中学生800円
 ※東京シティビュー(展望台)及び森美術館入館料(一般1,500円)含む。
 ※スカイデッキの入館には、追加料金(300円)が必要になります。
問合せ: 03-6406-6652[東京シティビュー]

「スカイ プラネタリウム」ウェブサイト:http://www.sky-planetarium.com/