森アーツセンターギャラリーでは6月20日(日)まで、「ボストン美術館展 西洋絵画の巨匠たち」を開催しています。
世界屈指の美の殿堂、ボストン美術館が誇るヨーロッパ絵画コレクションから、16〜20世紀の選りすぐりの油彩画80点が一堂に会します。
エル・グレコ、ベラスケス、ヴァン・ダイク、レンブラント、コンスタブル、コロー、ミレー、マネ、モネ、ドガ、セザンヌ、ルノワール、ゴッホ、ピカソ、マティス…総勢47人の巨匠による展示は、まるで「美術史の教科書」。子供から大人まで、あらゆる世代が楽しめる名画展の決定版です。

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会場の様子
 

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フィンセント・ファン・ゴッホ
《オーヴェールの家々》1890年

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レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・
レイン《ヨハネス・エリソン師》1634年

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クロード・モネ《アルジャントゥイユの自宅の
庭のカミーユ・モネと子ども》1875年

 

展覧会の見どころ

本展は、作品を肖像・宗教・日常生活・風景・静物など、8つのテーマに分けて展示し、時代を超えた名画に新しい光をあてます。その一部をご紹介いたします。

■多彩なる肖像画
貴族の邸宅のような荘厳なスペースに、レンブラントによる珍しい全身肖像画をはじめ、マネ、ヴァン・ダイクなどの肖像画19点が並びます。
■宗教画の運命
ヴェロネーゼによる典型的な宗教画から、エル・グレコによる聖人画、ミレーが旧約聖書の一場面を描こうと構想した作品など、宗教画の変遷をたどることができる一章。
■描かれた日常生活
有名な「第1回印象派展」に出展されたドガの作品、ボストン美術館随一の人気を誇るルノワールの代表作ほか、ミレーの《馬鈴薯植え》など、見逃せない名画が集結しています。
■モネの冒険
ボストン美術館が所蔵する、世界有数のモネ・コレクションから「積みわら」「ルーアン大聖堂」などの連作をはじめ、風景画10点を一挙に展示している、本展最大のハイライト。
■風景画の系譜
ボストン美術館は優れた印象派のコレクションを所蔵していることでも知られています。シスレー、ピサロ、セザンヌほか、最晩年のゴッホが残した《オーヴェールの家々》など、必見です。

開催概要

会 期 :2010年4月17日(土)〜6月20日(日) 会期中無休
会 場 :森アーツセンターギャラリー
開館時間:10:00〜20:00(入場は閉館の30分前まで)
主 催 :ボストン美術館、森アーツセンター、朝日新聞社、テレビ朝日
後 援 :外務省、アメリカ大使館、J-WAVE
協 賛 :三井物産、トヨタ自動車、大日本印刷、駒沢女子大学
協 力 :日本航空、日本貨物航空
お問合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)
展覧会オフィシャルウェブサイト:http://www.asahi.com/boston/
森アーツセンターギャラリーウェブサイト:http://www.roppongihills.com/art/macg/

This exhibition was organized by the Museum of Fine Arts, Boston.
All Photographs (c) 2010 Museum of Fine Arts, Boston.