アークヒルズは、都市と自然の共生、文化の発信を具現化した、森ビル株式会社の都市開発事業の原点です。シンボルでもある桜並木や、7つのガーデンは、二十数年の歳月を経て「都市の生態系」を育み続け、都心に季節のある風景をもたらしています。ヒートアイランド現象の緩和や都市緑化を通じたコミュニティ活動による地域貢献が評価され、2006 年には国際的環境賞「National ENERGY GLOBE AWARD japan」を受賞しました。

そんな「人と共生する緑」のあり方を発信し続けてきたアークヒルズに、世界で活躍するフラワーアーティスト東信(あずま・まこと)氏が、都市と自然の“架け橋”をテーマにした巨大植物彫刻「Bridge of Plants」の展示をスタートさせました。
今にも動き出しそうに波を打ち、緩やかなカーブを描く緑の帯は、200種類以上の植物同士が隣あわせ、光を受けて細胞が広がるように枝を伸ばし、根を広げ合います。冬に植えられた植物は春に向けて芽を出しその姿を変化させ、足を運ぶ度に姿を変える緑のオブジェです。その圧倒的な存在感で都市と緑の関係を私たちに問いかける作品です。
皆さん是非お立ち寄りください。

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Bridge of Plants展示風景

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アーク・カラヤン広場全景

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Bridge of Plantsと東信氏

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200種類以上もの植物からなっています

【開催概要】
Azuma Makoto exhibition at ARKHILLS "Bridge of Plants"
日程:2009年12月1日(火)〜 2010年5月5日(水・祝)
場所:アークヒルズ アーク・カラヤン広場
観覧無料

東信(あずま・まこと)プロフィール
1976 年福岡県生まれ。2002 年より花屋を営み続け、現在は東京・南青山にてオートクチュールの花屋「JARDINS des FLEURS」を構える。また、アーティストとして精力的な活動を展開。2005 年からニューヨーク、パリ、ドイツなどの海外で個展を開催。東の全てにおける活動は、花・植物のみが有しているもっとも神秘的な形を見つけ、それを美的なレベルに変換し表現する事で、植物への尊厳を導きだし、その存在価値を高める事に一貫している。