秋篠宮同妃両殿下が「チャロー!インディア」展をご覧になりました。
2月2日(月)の朝、秋篠宮同妃両殿下が森美術館に御成りになり、「チャロー!インディア」展をご覧になりました。秋篠宮殿下の御成りは、2006年の「アフリカ・リミックス」展以来、今回で2回目です。
両殿下は、読売新聞東京本社の及川社長や森美術館理事長の森らの出迎えを受け、森美術館館長の南條の解説で、約1時間にわたって、丁寧に作品を鑑賞なさいました。
両殿下は、スクリーンに映る自分たちの影に、玩具や飛行機、人形と思しき物体が次々につながってゆくシルパ・グプタの「無題(シャドウ#3)」や、混雑を極めるムンバイの地下鉄で最も適切に車両内を移動するための歩き方を示したトゥシャール・ジョーグの「ユニセル:満員電車での動き方」など、インタラクティブな作品を進んでお試しになり、大変楽しんでいらっしゃいました。
その他に、卒業論文で鳥類についてお書きになった秋篠宮様は、ジャガンナート・パンダの孔雀をモチーフにした「祖先-II」などにも、深い興味をお持ちの様子でした。
また妃殿下も、館長に頻繁に質問なさり、都市化や貧困など、インド現代社会の問題を考えさせる作品に、強い関心を示していらっしゃいました。
「チャロー!インディア」展は3月15日まで森美術館で開催しています。どうぞお見逃しなく!
森美術館:http://www.mori.art.museum/

両殿下を出迎える読売新聞東京本社の及川社長、森美術館
理事長の森、館長の南條、森アーツセンター副理事長の壬生

両殿下に作品の説明をする館長の南條