日本では松の内も既に明けていますが、中国のお正月は旧正月が本番です。中国は旧暦で正月(春節)を祝います。今年は1月26日が春節となるため、この日から約1週間、国として休暇を通達、ほとんどの会社は正月休みとなります。
この春節のお祝いのため上海環球金融中心とHSBCタワー(匯豊大厦)でも春節用の館内装飾を行っています。
上海環球の館内装飾は、中国の春節お祝いの伝統的な紋様を上海環球のイメージに合わせて現代的にアレンジしショーケースにしたもので、中には金元宝というお金が貯まる象徴の金色の縁起物や、今年の干支である牛をモチーフにした瑠璃細工が飾られています。
また、エントランスロビーには正月を象徴する八つのおめでたい意味の漢字(福、旺、財、春、富、楽、吉、牛)をアレンジした飾りや、『年年有魚』という「毎年余裕が持てるように」という意味を込めた魚のモチーフのデザインも施されています。(「魚」という字と余裕の「余」の字の発音〔yu〕)が同じことから)
みなさん新年快楽!(明けましておめでとうございます)
森ビルのプロジェクト:上海環球金融中心
上海環球金融中心オフィシャルサイト:http://swfc-shanghai.com/

上海環球金融中心のオフィスエントランスロビー

ショーケースの中には金元宝という
お金が貯まる象徴の金色の縁起物が

上海環球金融中心の外観デザインをアレンジした中国の
伝統的な装飾。「福が倒れる」と「福が来る」の中国語の
発音が同じことから福を逆さまにします

HSBCタワーの春節装飾