平河町二丁目東部南地区第一種市街地再開発事業は、3月9日、市街地再開発組合の設立について東京都知事の認可公告を受けました。これにより、当事業は実現に向けて本格的にスタートします。

施行地区は、東京都千代田区平河町2-15、16(一部)の約0.7ヘクタール。青山通り(国道246号)と首都高速道路4号線に面し、計画地中央の地下には東京地下鉄半蔵門線が敷設されています。
なお、昨年9月に実施設計・工事施工を行う特定業務代行者として大成建設株式会社を選定し、事務局および参加組合員として森ビル株式会社が事業計画の作成、施設計画の取りまとめを行います。
 
当事業では、細分化された土地を統合し一体的に利用することで、地下鉄構造物に係る土地利用上の課題を解決するとともに、防災性の向上、緑化等の環境改善はもとより、環境負荷の低減を図りながら、職住近接の魅力的で風格のある都市空間の形成を図ります。

当事業は、平成19年度中の権利変換計画の認可、工事着手、平成21年度中の竣工を目標に推進してまいります。