上海市浦東新区陸家嘴地区に建設中の101階建て超高層複合ビルプロジェクト「上海環球金融中心」(英文名称:Shanghai World Financial Center)につきまして、この度本計画の全貌及びエリアの状況を視覚的により分かり易くご紹介する目的にて、計画地内にインフォメーションセンターを開設いたしました。
本プロジェクトは中国政府が国家プロジェクトとして開発を進める上海市浦東新区の発展に寄与すべく計画され、世界を代表する国際金融センターとしての機能だけでなく、ホテル、商業施設、展望施設、カンファレンス施設などが融合した複合施設として、さらには中国からアジア、そして世界へと向けた文化や最新情報の発信拠点となることを目指して現在建設が進められています。
この上海環球金融中心インフォメーションセンターにおいては、上海市中心部の8メートル×4メートル(1000分の1スケール)の大型模型や浦東新区中心部の模型、本プロジェクトの高さ4メートル(125分の1スケール)という大スケールの完成予想模型などを設置、展示して、プロジェクトのコンセプト、詳細概要をご説明申し上げると共に、上海市全体の発展状況の中における本プロジェクトの位 置付けを視覚的にご案内してまいります。当インフォメーションセンターには行政関係者、オフィス、商業施設のテナント出展候補者を中心に、既に多数のご見学のお申し込みをいただいております。尚、一般 の方向けへの公開につきましては別途ご案内申し上げる予定です。
本プロジェクトはその開発を担う森ビル株式会社(本社:港区六本木、代表取締役社長:森 稔)が、日本及び中国にて培ってまいりました都市開発のノウハウを投入して進めており、現在その建設工事も31階部分にまで達しております。2008年初頭の竣工を目指し、北京オリンピックの開催に先駆け、国際都市・上海の繁栄のシンボルとして、その新たなランドマークとなると共に、将来に亘る上海さらには中国の発展に貢献してまいります。