森ビル株式会社(本社:港区六本木 代表取締役社長:森 稔)は、神宮前四丁目地区市街地再開発組合(理事長:石井 徹)と共に推進している複合施設「表参道ヒルズ(神宮前四丁目地区第一種市街地再開発事業)」の中核施設となる商業施設の出店テナントを、この度決定いたしました。なお商業施設のオープン日は2006年2月11日となります。
いままでにないハイクオリティな商業施設の誕生
"伝統的・本格的・上質"をキーワードに、国内外から、洗練された大人をターゲットとした約90店舗が集積。そのうち初出店(日本初直営含む)と既存店の新業態が約半数、また表参道ヒルズ店を旗艦店とする店舗も半数にのぼります。メインターゲットは、年齢にこだわりなく、ファッション感度が高い、都会的な生活を志向する男女や、世界中から東京を訪れる人々を想定しています。また、世界に向けた表参道発、日本初のこだわりのモノやサービスなどを 紹介する今回の店舗構成は、このようなターゲット想定を十分に満たすとともに、表参道という立地を活かし、さらに新しい発信を目指す「表参道ヒルズ」にふさわしいものとなっています。
表参道は日本を代表するストリートとして国際的に注目されているエリアですが、今回誕生する「表参道ヒルズ」はいままでの歴史と伝統をふまえつつ、さまざまな形でファッションやライフスタイル、食などの新しい提案・発信をし、表参道の新たな時代の幕開けを目指します。
【表参道ヒルズ概要】
当事業は、表参道のランドマークとして長く親しまれてきた旧同潤会青山アパートの建替事業です。施工区域は、地下鉄表参道駅から明治神宮へと至る"表参道"の中間に位置し、地上6階地下6階、延床面積33,916m²、商業施設と住宅、駐車場などからなる複合施設で、建物竣工予定は2006年1月です。
建築家の安藤忠雄氏を起用し、表参道の歴史的景観・環境に配慮した設計となっています。表参道のケヤキ並木との調和を考慮し、地下空間を最大限効果的に活用することで建物本体の高さを抑えています。さらにケヤキ並木と連続する建物の屋上緑化も実施しています。
また、多くの人々に親しまれてきた旧同潤会青山アパートの外壁の一部を再生し、新しいランドマークとして親しまれる施設を目指すとともに、人々の記憶に刻まれた景観を次の世代へと継承いたします。
【表参道ヒルズ 建築概要】
計画名称 神宮前四丁目地区第一種市街地再開発事業
所在地 東京都渋谷区神宮前四丁目
区域面積 約1.2ha
敷地面積 6,051.36m²
延床面積 34,061.72m²(駐車場含む)
階数 地上6階、地下6階
最高高さ 23.3m
構造 鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造、及び鉄骨造
用途 店舗、共同住宅、駐車場、他
駐車場 住宅用20台、店舗用196台
設計者 安藤忠雄建築研究所・森ビル設計共同企業体
事業主 神宮前四丁目地区市街地再開発組合
竣工 2006年1月(予定)