森ビル株式会社(東京都港区、代表取締役社長 辻 慎吾)が管理運営する麻布台ヒルズ(東京都港区)が、この度、国土交通省が令和6年度に創設した「優良緑地確保計画認定制度(TSUNAG)」の第1号認定において、最高ランクである「★★★(トリプル・スター)」を取得しました。

緑地の「質」と「量」を国土交通大臣が評価・認定

「TSUNAG認定」とは、都市緑地法に基づき、民間事業者等による良質な緑地確保の取り組みを、国土交通大臣が「気候変動対策」「生物多様性の確保」「Well-beingの向上」等の「質」と緑地の「量」の観点から評価・認定する制度です。

緑地の「量」については、緑地面積や緑地割合を、緑地の「質」については、主に「気候変動対策」「生物多様性の確保」「Well-beingの向上」の観点から、温室効果ガスの吸収量、生物の良好な生息・生育環境形成に資する取り組み、緑地における人々の交流・滞在促進に資する取り組み等を評価します。

麻布台ヒルズは最高ランクの「★★★」取得

認定ランクは評価レベルに応じて「★(シングル・スター)」「★★(ダブル・スター)」「★★★(トリプル・スター)」の三段階で割り当てられ、最高ランクの「★★★」は、緑地の「量(割合)」が敷地面積の30%以上かつ緑地の「質」が150点中100点以上を満たす事業を対象としています。

麻布台ヒルズは、緑地の「量(割合)」が30%以上であることに加えて、多様ないきものへの配慮、環境教育への取り組み、緑が連続したウォーカブルな空間形成などの「質」が高く評価され、「★★★」を取得しました。

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超高層タワーの足元に圧倒的な緑地を創出

■麻布台ヒルズの主な評価ポイント
<緑地の「量」>

  • 敷地面積に対する緑地面積の割合が30%以上

<緑地の「質」>

  • 水辺や草地などのいきものに配慮した設計や、化学農薬・肥料の使用削減などを行い、極めて良質な都市の緑地の創出の取り組みを実施
  • 環境教育や緑地を活用したイベント等の体験やコミュニケーションの場を実現
  • 緑地のなかで在来植物を多く使用するとともに、緑が連続したウォーカブルな空間を形成

森ビルは、引き続き、「都市を創り、都市を育む」の理念のもと、"都市と自然の共生""都市の脱炭素化""資源循環型の都市"を追求し、未来へとつながる持続可能な社会の実現に貢献してまいります。