本展の展覧会ナビゲーターに映画・ドラマ、CMなど多方面で活躍中の俳優・永野芽郁さんが決定しました。この度、音声ガイドの収録を終えた永野さんより本展に寄せてコメントをいただきました。

永野芽郁さんのコメント
近代的な情景に昔のモチーフが混ざり合っていたり、箱に入ったピザが出てきたり...!それが完璧に調和していて、時代を超えた文化の融合を感じます。一枚の絵から受け取れる情報がすごく多くて、絵を見ていると、直感で引き寄せられるモチーフが今の自分の気持ちを映し出しているのかな、と不思議な感覚になりました。今回初めて挑戦した音声ガイドでは、会場にいらっしゃる皆さんが自分だけのお気に入りを見つけるお手伝いをするような気持ちでお話しさせていただきました。鮮やかな色彩とエネルギーに満ちた松山智一の作品の数々から、「色彩で叫ぶ」というのはどういうことか、会場で感じていただきたいです。

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「松山智一展 FIRST LAST」について

本展は、ニューヨークを拠点にグローバルな活躍を見せるアーティスト松山智一の東京で初となる大規模個展で、東京の新たなアートスポット・麻布台ヒルズ ギャラリーで開催されます。四半世紀にわたって現代アートの本場ニューヨークで活動し、いまや世界が注目する次世代のアーティストのひとりとなった松山の日本初公開となる大規模作品15点を含む、約40点を展示。さらにこの機会に、展覧会タイトルにもなる、新シリーズ「First Last」を発表します。松山の特異なアイデンティティを通して捉えたグローバルな現代社会のリアリティを、迫力ある色彩と壮大なスケールの絵画で体感いただける展覧会です。