森ビル株式会社は、2022年10月7日(金)から10月16日(日)の期間、今夏に初開催した中期探求プログラム『みらまちキャンプ』に参加した子どもたちが制作した「未来の街」の模型作品を六本木ヒルズ内に展示します。

『みらまちキャンプ』に参加した子どもたち約20名は、7~8月にかけて、オンラインとオフラインを併用し、全5回にわたって、「街づくり」について継続的かつ総合的に学びました。期間中は、少人数のグループを結成し、子どもたちがお互いに意見を出し合い、多様な意見を取り入れたうえで、自分たちの力でアイデアをかたちにしていくステップを踏んでいきました。

「安全」「環境」「文化」をテーマに学び、グループワークで「未来の街」を表現

オンラインプログラムでは、「緑に溢れた街づくり」や「災害に強い安心・安全な街づくり」などについて、森ビル社員が務める講師とともに学習。さらに、オフラインプログラムでは、普段は入ることのできない六本木ヒルズの備蓄倉庫の探検や、森美術館でアートに触れることなどを通じて、街づくりの醍醐味や奥深さなどを体感しました。そして、これらの学びを活かして、グループで協力しながら、「より良い未来の街」のアイデアを模型作品として表現しました。

220929_1.jpg

「人と生き物が心豊かに一緒に暮らせる街」

220929_2.jpg

「いろんな公園がある街」

街づくりを体感することで、新たな発見や気づきにつなげる

プログラムに参加した子どもたちからは、「街について学んだり考えたりして、自分の街の良さに気づくことができた」「自分の頭で『こんな街になればいいなぁ』と考えて、実際に形にすることをこれからも続けたい」「今までなんとも思わなかった近所の街がまるで美術館のように見えてきて楽しい」などのコメントがあり、プログラムを通じて街づくりを楽しみながら学び、新たな発見や多くの気づきを得ることができました。

ヒルズ街育プロジェクト『みらまちキャンプ』作品展示概要

  • 期間:10月7日(金)~10月16日(日)11:00~21:00
  • 場所:六本木ヒルズ森タワー2階 総合インフォメーション前

ヒルズ街育プロジェクトは、次世代を担う子どもたちに街の魅力や街づくりのノウハウを伝えながら、子どもたちと共に未来の街について考える親子向け体験活動プログラムで、2007年以降の15年間で、延べ約550回開催し、約16,000名の親子の皆さまにご参加いただいています。森ビルは、引き続き、次代の都市づくりを担う子どもたちと共に学びながら、都市の未来、東京の未来を切り拓いてまいります。