東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)は、2022年1月28日(金)~3月25日(金)まで楳図かずおの世界を体感できる『楳図かずお大美術展』を開催いたします。

長きにわたり歴史に名を刻む傑出したマンガ作品を多く世に送り出した楳図かずお。
その作品にはマンガという既存の分野だけでは語りきることができない先見的な世界観、幻視的なビジョンが至るところに発揮されています。
本展はそんな楳図かずおの「比類なき芸術性」に焦点を当て、代表作を通じて、気鋭のアーティストらとともに「楳図かずおの世界」を表現する、今までにない展覧会です。
そして最大の目玉は、楳図かずおが制作に4年の期間を費やした、27年ぶりの新作『ZOKU-SHINGO小さなロボット シンゴ美術館』の初公開です。「マンガ」としてではなく、本展では原画101点を連作絵画としてご覧いただきます。
アーティスト・楳図かずおはどうやって生まれたのか......?作品を通じて、何を伝えようとしているのか。漫画家の枠に収まらない"アーティスト・楳図かずお"の「大美術」をご堪能ください。

本リリースでは、新着となる展示の見どころやチケット情報、コラボメニューやグッズ情報についてご紹介します。

本展の見どころ第二弾
エキソニモによる「わたしは真悟」インスタレーションイメージを公開

展覧会の冒頭では、注目のアート・ユニット「エキソニモ」による「わたしは真悟」をテーマにしたインスタレーションを展示。大量のケーブルが山積する空間に設置された多数のモニターから「わたしは真悟」の作中場面が映し出されます。さらに、ガラスの向こうには、悟と真鈴が頂上から救助ヘリに飛び移った東京タワーが視界に入るという圧巻の展示空間が広がります。常に時代の先端技術に対峙してきたエキソニモのインスタレーションは、楳図かずおの持つ予見性に対するオマージュと言えるのかもしれません。

211217_1.jpg

211217_2.jpg