森ビル株式会社が運営する森美術館(館長:片岡真実)とアカデミーヒルズ(理事長:竹中平蔵)、および一般財団法人森記念財団都市戦略研究所(所長:竹中平蔵)は、都市とライフスタイルの未来を議論する国際会議「Innovative City Forum 2021(以下ICF)」を、2021年11月22日~25日にオンラインとリアルのハイブリッドで開催します。

ICFは、「20年後の私たちはどのように生きるのか?」という問いを掲げ、「都市とライフスタイルの未来を描く」をテーマに2013年から毎年開催している国際会議です。国内外から科学者、研究者、技術者、アーティスト、デザイナー、企業経営者、ジャーナリスト等、多様な分野のオピニオンリーダーを招聘し、科学技術の進展等による未来のライフスタイルや、その生活を支える都市の未来について議論を積み重ねてきました。これまでの登壇者は総勢409名、参加者は延べ15,932名にのぼります。

9回目となる今回は、「Alternative Visions~今、考える新しい未来~」をテーマに、現在の暮らしを見つめ直し原点に立ち戻ったうえで、パンデミックを乗り越えた先にどのような未来を創り出せるのかについて議論を交わします。基調講演には、人口データの分析に基づき、ソ連の崩壊、英国のEU離脱、トランプ政権の誕生など、人類史に残る数々の出来事を予測してきた歴史学者で、世界的ベストセラーとなった『帝国以後』の著者でもあるエマニュエル・トッド氏がオンラインで登壇。そのほか、科学技術振興機構社会技術研究開発センター、立命館アジア太平洋大学、タイムアウト東京とのコラボセッションをはじめ、アート・観光・経済・テクノロジーなど、各分野の有識者がリアルに集う「分科会」などを通じて、それぞれが描く未来の姿を共有し、議論を重ねます。

Innovative City Forum 2021開催概要

  • 会期:2021年11月22日(月)~25日(木)
  • 方式:オンライン 全セッションライブ配信[日英同時通訳]
  • 参加費:オンライン視聴は無料(事前登録制)※25日のリアル開催は招待制
  • 申込:https://icf.academyhills.com/(10月29日受付開始予定)
  • 主催:森記念財団都市戦略研究所、森美術館、アカデミーヒルズ
  • 企画協力:科学技術振興機構 社会技術研究開発センター、立命館アジア太平洋大学(APU)
  • メディアパートナー:タイムアウト東京
  • 協力:国際交流基金、電通若者研究部、国際文化会館、カルチャー・ヴィジョン・ジャパン、新経済連盟
  • 後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本

森ビルは、最先端の研究機関や大学、企業と連携し、様々な共同研究や実証実験に取り組んでおります。引き続き、六本木ヒルズをはじめとした"ヒルズ"を舞台に実験や発信を重ねながら、未来の都市とライフスタイルのあるべき姿を議論し、イノベーションを生み出す都市づくりを実践することで、国際都市・東京の磁力向上に貢献してまいります。