森ビル株式会社とアート集団・チームラボが共同で運営する「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」(以下、当館)は、夏休みに先駆け、7月15日(木)に「運動の森」エリアをリニューアルオープンします。また、自分が描いた絵をグッズにできる「お絵かきファクトリー」も新設され、体験をお土産として持ち帰ることができます。10,000の複雑で立体的な「地図のないミュージアム」での体験が増すことで、当館のコンセプトである"ボーダレス"な世界を、より一層ご堪能いただけます。

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エアリアルクライミング

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光の彫刻 - Chromatic Light Wall

"身体で世界を捉え、世界を立体的に考える"がコンセプトである「運動の森」エリアには、新たに3作品が登場します。「インビジブルな世界のバランス飛石」は、飛石を踏むことで美しい音や色彩が空間に広がります。「弾む水の天才ケンケンパ」は、水に浮かんだ記号の上を跳ぶことで魚や蝶、鳥が生まれます。また、「エアリアルクライミング」は、空中に浮かぶ棒を落ちないように渡っていくことで、作品空間が変化していきます。そして、この度新設される「お絵かきファクトリー」では、「世界とつながったお絵かき水族館」や「グラフィティネイチャー」の作品内で描かれた生き物たちを、その場でグッズにして持ち帰ることができます。

本リニューアルにあわせて、「Borderless World」エリアにも新たな作品が登場します。光の線の集合によって生み出される「光の彫刻」空間には、「Chromatic Light Wall」や「Nucleus of Life」など、新たに5つの作品が加わり、光の立体物が身体を包み込むような、没入感のある体験が得られます。「反転無分別、境界を越えて描かれる」は、ディスプレイの中に存在する「書」の作品が、ディスプレイの枠から飛び出し、「Borderless World」エリア全体に連続した一筆を描きます。描かれる線は、竹などのイメージを表現しながら、他の作品にも影響を与えます。その他、「花と共に生きる動物たち II」や、「Walk, Walk, Walk: 探し、遠ざかり、また 出会う」などの作品も、空間がより巨大に広がります。