「サンシャワー: 東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」同時開催プログラムのご案内です。

MAMコレクション005:リサイクル& ビルド
・企画:近藤健一( 森美術館キュレーター)
本展では、都市とリサイクルの関係に焦点をあてます。ベニア板と中古家電製品により架空の都市が表現された宇治野宗輝のサウンド・スカルプチュア、布製品の糸を使ってミニチュアの鉄塔が構築された岩崎貴宏の立体作品、ダンボールで作られたホームレスの家を主題とした宮本隆司の写真シリーズを展示します。

MAMスクリーン006:カミーユ・アンロ
・企画:椿 玲子( 森美術館アソシエイト・キュレーター)
・助成:フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
カミーユ・アンロ(1978年パリ生まれ、ニューヨーク在住)は、2013年、第55回ヴェネツィア・ビエンナーレで銀獅子賞を受賞し、2014年にはニューミュージアム(ニュー
ヨーク)で個展を開催するなど、近年活躍の目覚ましい作家です。本展では2002~2011年に制作された短編映像約10作品を一挙に紹介します。

MAMリサーチ005:中国現代写真の現場—三影堂撮影芸術中心
・企画:荒木夏実( 森美術館キュレーター)
中国人と日本人の写真家ユニットである榮榮&映里(ロンロン・アンド・インリ) は、2007年、写真のための複合施設「三影堂撮影芸術中心」を北京に開設します。精力的な活動により、三影堂は中国の写真芸術の普及に大きな影響を与えてきました。本展はその10年の活動を振り返り、中国現代写真の流れの中で果たした役割について考察します。