森ビル株式会社の2015年3月期決算がまとまりましたのでお知らせいたします。
なお、詳細は添付資料をご参照ください。

要旨
  • 2015年3月期決算は、賃貸不動産の好調な稼働、および分譲事業の増益を主因に営業利益、経常利益が過去最高を更新しました
  • 2016年3月期決算は、賃貸事業の収益向上により営業利益、経常利益が過去最高を更新する見込みです

■2015年3月期 連結業績概要

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  • 当期の「営業収益」は、前期の物件売却の反動により前期比93億円減(△4%)の2,557億円を計上
    しました。
  • 「営業利益」は、賃貸不動産の好調な稼働、および分譲事業の増益を主因に前期比48億円増(+9%)の623億円となりました。
  • 「経常利益」は、営業利益と同様の理由から、前期比112億円増(+24%)の571億円となりました。
  • 「当期純利益」は、前期比906億円減(△64%)の503億円となりました。前期に一時的な会計上の利益を計上した反動によるものです。この影響を除いた「当期純利益」は、実質増益となっております。

各セグメントの主な増減要因は以下の通りです。

  • 「賃貸事業」は、前期比58億円減(△4%)の1,452億円へ減収となりました。賃貸不動産の順調な稼働により賃貸収入は増加いたしましたが、虎ノ門ヒルズの工事収益が減少したためです。
  • 「分譲事業」は、前期比113億円減(△16%)の587億円へ減収となりました。虎ノ門ヒルズの住宅分譲が好調に推移したものの、前期の物件売却の反動減によるものです。
  • 「施設営業事業」は、前期比44億円増(+21%)の254億円へ増収となりました。「アンダーズ東京」の開業によるものです。
  • 「海外事業」は、前期比8億円増(+3%)の312億円へ増収となりました。物件売却はなかったものの、賃貸が好調に推移したことや為替の影響によるものです。

■2016年3月期 連結業績の予想

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  • 営業収益は、2,570億円(前期比+1%)とほぼ横這いの見込みです。
  • 営業利益は、賃貸事業の収益向上により、680億円(同+9%)へ増益となる見込みです。
  • 経常利益は、580億円(同+1%)とほぼ横這いの見込みです。
  • 親会社株主に帰属する当期純利益は、法人税率引き下げによる影響の反動により、380億円(同△25%)へ減益となる見込みです。

<注意事項>
本資料及び添付資料記載の連結業績予想に関しましては、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき、当社にて分析・判断したものであり、潜在的なリスクや不確実性が含まれています。そのため、様々な要因の変化により、異なる結果となる可能性があります。