森ビル株式会社は、7月22日(火)から全国の鉄道事業者42社局等と共同で、エスカレーターの安全な利用を促進する、エスカレーター「みんなで手すりにつかまろう」キャンペーンを開催します。

六本木ヒルズや虎ノ門ヒルズをはじめ、オフィスや商業施設などを運営管理する当社は、ハード・ソフトの両面から、「安全・安心」な都市づくりに取り組んでいます。「エスカレーターの安全利用」については、2009年から注意喚起シールの掲出や「エスカレーターの正しい乗り方」に関する映像上映、社員が安全利用を呼びかける「呼びかけ活動」、「エスカレーターの緊急停止訓練」などを行い、昨年からは鉄道事業者と共同で「手すりにつかまろうキャンペーン」を実施しています。
キャンペーン期間中、当社では、六本木ヒルズにおける「呼びかけ活動」やポスターの掲出、啓蒙用のティッシュペーパーの配布などを行う予定です。
エスカレーターの安全利用を促進する取り組みは、各事業者が個別に行うのではなく、事業者間が連携・協力し、継続的に活動することが、習慣化した利用方法の意識改革へとつながります。当社は、全ての方が安全・安心にエスカレーターを利用できるように、またこの取り組みを通じて、安全・安心な都市づくり推進のため、今後も継続して啓発活動を実施していきます。

■キャンペーン期間:2014年7月22日(火)~8月31日(日)
■実施事業者:全国鉄道事業者42社局、商業施設、森ビル、
       (一社)日本民営鉄道協会、(一社)日本エレベーター協会
■後援:国土交通省
■キャンペーン内容:ポスターの掲出、ディスプレイ広告の掲載、ポケットティッシュ配布等

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エスカレーターは、立ち止まって利用することを前提につくられていますが、エスカレーターの片側をあけ、歩行するということが習慣化しています。昨今、エスカレーターの利用時に、バランスを崩して転倒したり、駆け上がったり駆け下りたりした際に衝突し他の乗客を転倒させるなどの事象が発生しています。また、エスカレーターで歩行用に片側をあける習慣は、片側をあけて乗ることのできない乗客にとって危険な事故につながる場合もあります。