■代表取締役社長 辻 慎吾 所感(要約)
実体経済の本格的な回復は、アベノミクス第3の矢である成長戦略にかかっている。その鍵を握るのが、我々が長年にわたり必要性を訴えてきた国家戦略特区構想だ。
日本の不動産市場、特に我々の戦略エリアには追い風が吹いている。しかし、一方で競争の激化や建築費の高騰も予想され、次にどういう手を打つか、どんなシナリオを描くかで、この風を活かせるかどうかが決まる。私はこの風をしっかり掴むつもりであり、森ビルには追い風を活かせる立ち位置と能力がある。
2014年は我々にとって「アクセルを踏む年」になる。千載一遇のチャンスを最大限に活かして、東京の磁力を高める開発や仕掛けをし、そのなかで我々自身も大きく成長していく。今年完成する「虎ノ門ヒルズ」は、道路と建物を一体的に整備した画期的な都市モデルであり、今後の都市再生に大きなインパクトをもたらすプロジェクトだ。オリンピック開催に向けた「東京再生元年」の象徴としても、必ず成功させなければならない。
今日から「攻めの年」「行動の年」が始まる。全体を見て、潮流を読み、背伸びをして挑戦してほしい。東京を世界一の都市にすべく、今年1年を共に走り抜こう。
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森ビル株式会社 2014年 年頭 社長所感
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