森ビル株式会社は、7月29日(月)から、北海道・関東・中部・関西の27の鉄道事業者らと共同で、エスカレーターの安全利用を呼びかけるキャンペーンを実施いたします。
六本木ヒルズをはじめ、オフィスや商業施設などを運営管理する当社は、「安全・安心」を都市づくりのミッションの一つに掲げ、ハード・ソフトの両面にわたり様々な取り組みを展開しております。
取り組みの一つである「エスカレーターの安全利用」について、2009年から注意喚起シールの掲出や「エスカレーターの正しい乗り方」に関する映像上映などを行ってきました。昨年度は、社員によって安全利用を呼びかける「呼びかけ活動」や「エスカレーターの緊急停止訓練」等を実施。
今回、初めて、鉄道事業者と共同で「手すりにつかまろうキャンペーン」を実施する運びとなりました。
エスカレーターを安全に利用する取り組みは、各事業者が個別に行うのではなく、事業者間が連携・協力し、継続的に活動することが、習慣化した利用方法の意識改革へとつながると考えます。
森ビルは、全ての方が安全・安心にエスカレーターを利用できるように、またこの取り組みを通じて、安全・安心な都市づくり推進のため、今後も継続して啓発活動を実施していきます。


エスカレーターは、立ち止まって利用することを前提につくられていますが、エスカレーターの片側をあけ、歩行するということが習慣化しています。昨今、お客さまがエスカレーターをご利用になる際に、ご自身でバランスを崩して転倒されたり、駆け上がったり、駆け下りたりした際に他のお客さまと衝突し転倒させるなどの事象も発生しています。また、片側をあけて乗ることのできないお客さまにとって危険な事故につながる場合もあるため、鉄道事業者では、2009年よりお客さま全員が、安心してエスカレーターを利用できるようキャンペーンを実施しています。
実施期間 :2013年7月29日(月)~8月31日(土)
実施事業者:北海道・関東・中部・関西の鉄道事業者27社局 他
後 援 :国土交通省
実施内容 :共同ポスターの掲出ほか