標記の件、本日(4月1日)の弊社入社式における新入社員へ向けた社長所感の要旨をまとめましたので、ここにその内容をご紹介いたします。
なお、本年度の森ビルグループ新入社員は、21名(総合職:18名、ビルマネジメント職:3名)です。

2013年4月1日 弊社社長入社式所感(要約)

東京も森ビルも勝負の年
1990年前後に生まれた皆さんは、これまで日本が元気のない時代を生きてきた。しかし、その景色が変わる転換期に、今、皆さんは立っている。日本や東京にとって、そして、森ビルにとっても、この2~3年がこれからの10年、20年を決める年になる。
政権が変わり、景気は好転しつつある。東京都はアジアヘッドクオーター特区を指定し、国際新都心づくりに乗り出した。東京オリンピックの招致活動も大詰めを迎える。いずれも世界のなかで東京の磁力を高める重要なファクターである。「経済復興には都市再生が不可欠」という認識も深まり、森ビルの都市づくりへの期待も高まっている。六本木ヒルズが10周年を迎える今年、我々は「都市をつくり、都市を育む」仕事を通じて、世界から人や企業や情報を惹き付ける強い磁力を創り出し、国際新都心の一翼を担うために全力疾走する。

転換期こそ成長のチャンス
こうした節目の年に入社した皆さんを、私は幸せだと思う。時代の転換期に立合い、時代を変えるプロジェクトの一員として一部始終を見ることができるからだ。非常に刺激的で、成長する機会に満ちた日々になるだろう。
若者に元気のない国や企業は発展しない。好奇心をもっていろいろなことを体感し、感性を磨いてほしい。都市はあらゆる活動の舞台だ。皆さんの体験や感性を活かす場と機会は必ずある。共に世界に勝てる都市づくりに挑戦していこう。