森ビル株式会社が管理運営する六本木ヒルズ3棟(六本木ヒルズ森タワー、けやき坂コンプレックス、グランドハイアット東京)、表参道ヒルズ、アーク森ビルは、この度、東京都より「優良特定地球温暖化対策事業所」として認定を受けました。

「優良特定地球温暖化対策事業所」は、「地球温暖化の対策の推進の程度が特に優れた事業所」として、「知事が定める基準」に適合する事業所を東京都が認定するものです。認定された事業所は、東京都の環境確保条例(2010年4月施行)に基づく、「大規模事業所に対する温室効果ガス排出総量削減義務」において、削減義務率が緩和されます。

当社の運営管理する「優良特定地球温暖化対策事業所」

■トップレベル事業所:3棟(1事業所として取得)

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■準トップレベル事業所:2棟

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六本木ヒルズ(六本木ヒルズ森タワー、けやき坂コンプレックス、グランドハイアット東京)

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事務所のほか、飲食・物販店舗、美術館、展望台、クラブなどの複合施設である「森タワー」、シネマコンプレックスと商業施設からなる「けやき坂コンプレックス」、最高級のサービスを提供するホテル「グランド ハイアット 東京」の3棟が1事業所として認定されました。各種高効率機器の導入に加え、コミッショニング(性能検証)の実施、テナントのみならず来街者も含む利用者への環境エネルギー情報提供システムの導入等により、ハイレベルのサービスを提供する複合施設であるにも関わらず、温暖化対策に関しても、トップレベルの認定を受けることができました。

アーク森ビル

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民間による日本初の大規模再開発事業であり、今年25周年を迎えたアーク森ビルは、改修工事を経て最新のスペックを維持し、外資系金融機関が集積する国際金融ビジネスセンターとして高稼働を維持しています。温暖化対策に関しても、空調機・自動制御設備の更新とBEMS機能の追加などを実施した結果、高い省エネルギー性能を確保することができました。
 

表参道ヒルズ

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商業施設でありながらも高いスペックのハードを備えた施設であることから、商業施設として唯一、優良特定地球温暖化対策事業所の認定に至りました。高効率機器や蓄熱システムの導入のほか、エネルギー消費状況の詳細な分析と、きめ細かく質の高い保守管理が、省エネルギー性能をより向上させています。
 

森ビルは、「Vertical Garden City-立体緑園都市」をコンセプトに、地球環境に優しく魅力ある街づくりを積極的に推進し、首都東京のさらなる魅力向上に貢献してまいります。