中国・上海市浦東新区陸家嘴地区の世界最高層(101階建/高さ492m)の超高層複合ビルプロジェクト「上海環球金融中心」(英文名称:Shanghai World Financial Center)が、3月12日に中国・上海市で開催された「アーキテクチャル レコード(Architectural Record)」誌の2010年『グッドデザイン イズ グッドビジネス(Good Design is Good Business)』中国アワード表彰式において、「最優秀商業建築(Best Commercial Project)」賞に選定されました。
『グッドデザイン イズ グッドビジネス(Good Design is Good Business)』アワードは、アメリカの大手出版社マグロウヒルグループのマグロウヒル建設社が発行する建築専門誌「アーキテクチャル レコード」誌が主宰するもので、戦略的なビジネスや公共性の実現のために優れたデザインをした世界各地の建築家やデザイナー及びデベロッパーに授与されるものです。中国アワードは、2005年に設けられ、2年おきに、中国国内(香港、台湾、マカオを含む)の建築を表彰し、今年で3回目なります。商業(オフィスを含む複合用途ビル)、公共、住宅、再生、緑化、計画の全6部門があり、今回は商業部門で最優秀賞を受賞しました。
「上海の浦東新区に新たにすばらしい景観をもたらした」
今回の表彰にあたり、マグロウヒル建設社は、「高級ホテル、オフィス、商業施設などが集約したこの象徴的な高層ビルは、オーナー(森ビル)の大胆な先見の明によって完成し、上海の浦東新区に新たにすばらしい景観をもたらした」とコメントしています。

3月12日に行われた授賞式(左から二番目:総経理の吉村)

上海環球金融中心
上海市では、今年5月1日から10月31日までの間、「Better City, Better Life(より良い都市、より良い生活)」をテーマに、上海万博が開催されます。上海環球金融中心でも、参加国に関連するイベントを開催するなど、上海万博を盛り上げて参ります。なお、4月1日より、森ビルのコーポレートサイトでは、上海並びに上海環球金融中心の最新情報をお伝えします。