標記の件、本日(4月1日)の弊社入社式における新入社員へ向けた社長所感の要旨をまとめましたので、ここにその内容をご紹介いたします。
なお、本年度の森ビルグループ新入社員は45名(森ビル(株) 総合職:34名、専任職:9名/森ビル流通システム(株) 総合職:2名)です。
2009年4月1日 弊社社長入社式所感(要約)
森ビル創立50周年という特別な年に、大変な競争を勝ち抜いた精鋭の諸君の入社を心から歓迎します。
現在、世界的な大不況の時代に遭遇していますが、これまでの50年を振り返ると、我々の事業は、不景気の時期にまとまって前進してきた歴史があります。我々は、今回もピンチではなくむしろチャンスと捉え、積極的に舵をとっていきたいと思っています。
知識情報化社会に相応しく、安全で環境に優れ、タイムリッチな街づくりにより、世界から人・モノ・金をひきつけ、東京がアジアの、そして世界の中心となる。
そのためには、我々がかねてより提案する「ヴァーティカルガーデンシティ(立体緑園都市)」の実現が必要です。この街づくりに成功しなければ、長期的に安定した日本経済を実現することもかないません。いわば、我々の成功が、東京ひいては日本の成功に直結するという強い気持ちを持って、今こそ、「グリーン・アーバン・ニューディール」を実行に移すときであり、ここに改めて、我々が、これからの新しい世界の都市モデルづくりを着々と進めていくことを宣言します。
森ビルは常に新しい夢を追いかけ続けています。街づくりという、これからの日本にとって非常に重要で責任ある仕事を進めるなかで、果たすべき目的をしっかりととらえ、その達成のために、常に自ら問題設定しながら積極的にチャレンジする。この繰り返しが、自然と皆さんの能力開発にもつながり、そして、その蓄積が必ずや、会社ひいては社会に貢献する人間への成長へとつながるでしょう。森ビルの次なる50年を見据え、新入社員諸君の大いなる活躍を期待しています。